楽天モバイル | デスクトップ版 Rakuten Linkの危険性や注意点について
楽天モバイルのデスクトップ版「Rakuten Link」が公開されていますが、このページでは危険性や注意点について紹介しています。
- HP ノートパソコン HP 17s
- OS Windows11 22H2
- Rakuten Link 1.13.0
本人以外のデバイスでログインできてしまう
楽天モバイル端末の「Rakuten Link」は端末内の電話番号認証が必要なため、SIM、eSIMが機能している端末以外ではログインできませんでしたが、デスクトップ版「Rakuten Link」の場合は初回時にログイン済みの端末でQRコードを読み取る事で別端末での永続的なログインが可能となっています。
一度、ログインできてしまえばネットワーク環境が変わっても問題ありません。
本人のモバイル端末が必要なため、可能性は低いですが例えば家族や恋人、友人や同僚に「Rakuten Link」にログインして盗み見しようとするストーカー気質な悪意があれば、本刃から端末を借りれば早ければ1分程度で別デバイスでのログイン処理が実行できてしまいます。
デスクトップ版「Rakuten Link」のログイン状態がアプリの再起動、PCの再起動時も保持するメリットがありますが、他人のデバイスにログインした状態も維持してしまうデメリットもあります。
また、QRコードを読み取るだけ、という手軽さも良いですが、別のデバイスでログインしたという形跡が何も残らないので、重複したとしてもSMSなどでログに残る認証なども付けておいて欲しかったかも知れませんね。
別デバイスでのログイン状況を確認できない
2023年8月3日現在のバージョンではモバイル端末の「Rakuten Link」側から別デバイスでログインしている状況を確認できません。
どういったデバイスにてログインしているのかを確認できるのであれば、安心材料になりますが、実装されるという情報はありません。
デスクトップ版「Rakuten Link」は、用途が限定的とはいえ、PCから無料通話の電話番号発信ができるという結構画期的なサービスが非常に魅力的です。
ですが、(いくら家族や恋人であっても)通話やメッセージ履歴を監視されてしまう可能性や不安が発生するのはシステムとして問題外です。
こういったサービスではログイン状況の確認は一般的な機能ですし、プライバシー保護の観点からも問題が起こる前に楽天モバイルには早めに実装して欲しい機能ですね。
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