バッチファイル | 配列を作成、ループ処理をする方法

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バッチファイル | 配列を作成、ループ処理をする方法

バッチファイルで擬似的に配列を作成し、for文で配列のループ処理を実行する方法について紹介しています。

バッチファイルで配列を作成する

バッチファイルでは配列を扱う事ができませんが、変数名を配列的に定義して配列に近い処理を行う事ができます。

例えば、配列の名前を「array」とし、連番を持って値を定義していきます。

@echo off
set array[0]=apple
set array[1]=banana
set array[2]=pine
pause

上記の場合、配列のような記述ですが、括弧も名前の一部となっており、すべて単一の変数となります。

バッチファイルで配列をループする

上記した配列は「for」文でループ処理させる事ができます。

例えば、回数を指定して繰り返し、配列の値を取得していく場合は以下のようになります。

@echo off
set array[0]=apple
set array[1]=banana
set array[2]=pine

for /l %%i in (0,1,2) do (
	call echo %%array[%%i]%%
)

pause

バッチファイルとして実行した結果は以下のようになります。

配列をfor文で繰り返した結果
配列をfor文で繰り返した結果

繰り返す回数を指定するのではなく、配列にある値の数を判定して取得したり、値の有無で処理の続行判定を実装します。