コマンドプロンプト（Windows）でデフォルトの文字コードを設定する

2023-07-26

Windowsのコマンドプロンプトでは、デフォルトの文字コードを設定することはできません。コマンドプロンプトは、既定でシステムのロケール（地域と言語の設定）に基づいて文字コードを自動的に決定します。

ただし、コマンドプロンプトで使用される文字コードを一時的に変更することは可能です。具体的には、chcp（CHange Code Page）コマンドを使用して、一時的に文字コードを変更することができます。以下に、chcpコマンドの使用例を示します。

• コマンドプロンプトを開きます。
• chcpコマンドを入力し、現在の文字コードを確認します。Copy codechcp 結果は、現在の文字コードが表示されます。

chcpコマンドを入力し、現在の文字コードを確認します。

chcp

結果は、現在の文字コードが表示されます。

• chcpコマンドと適切なコードページ番号を組み合わせて、一時的に文字コードを変更します。Copy codechcp コードページ番号 たとえば、日本語のShift_JISコードページを使用する場合は、次のように入力します。Copy codechcp 932 文字コードが変更され、日本語の文字を正しく表示することができます。

chcpコマンドと適切なコードページ番号を組み合わせて、一時的に文字コードを変更します。

chcp コードページ番号

たとえば、日本語のShift_JISコードページを使用する場合は、次のように入力します。

chcp 932

文字コードが変更され、日本語の文字を正しく表示することができます。

この方法で変更した文字コードは、そのコマンドプロンプトのセッション内でのみ有効であり、セッションを終了するとデフォルトの文字コードに戻ります。コマンドプロンプトのデフォルトの文字コードを永久的に変更するには、代替のターミナルエミュレータを使用するか、Windowsのロケール設定を変更する必要があります。