英語圏での各クォーテーション記号の呼び方の違い、使い分け
英語圏でのクォーテーション記号の呼び方と使い分けには、いくつかの違いがあります。以下に一般的な呼び方と使い分けを説明します。
- ダブルクォーテーション(" ")またはダブルクォーテーションマーク(double quotation marks):主にアメリカ英語で使用されます。直接の引用、話し言葉の引用、文脈内の用語の強調などに使用されます。
- 主にアメリカ英語で使用されます。
- 直接の引用、話し言葉の引用、文脈内の用語の強調などに使用されます。
例: He said, "I'll be there at 5 o'clock."
- シングルクォーテーション(' ')またはシングルクォーテーションマーク(single quotation marks):イギリス英語や一部の他の英語圏で使用されます。ダブルクォーテーションで囲まれたテキストの中で、さらに引用や会話がある場合に使用されます。
- イギリス英語や一部の他の英語圏で使用されます。
- ダブルクォーテーションで囲まれたテキストの中で、さらに引用や会話がある場合に使用されます。
例: He said, "John told me, 'I can't make it today.'"
- バッククォーテーション( )またはバッククォーテーションマーク(backticks):主にコンピュータ関連の文脈で使用されます。文字列の内部で変数やコマンドを埋め込むために使用されます。
- 主にコンピュータ関連の文脈で使用されます。
- 文字列の内部で変数やコマンドを埋め込むために使用されます。
例: The command ls -l
lists the files in the directory.
これらのクォーテーション記号は、使用する英語圏や文脈によって異なる場合があります。一般的には、ダブルクォーテーションが最も一般的な記号とされていますが、シングルクォーテーションやバッククォーテーションも特定の状況で使用されます。使用する際には、その文脈や規範に従って適切な記号を選ぶことが重要です。