正規表現におけるチルダ記号の扱いについて
正規表現におけるチルダ(~)は、一般的には特別な意味を持ちません。ただし、特定の正規表現エンジンやツールによっては、チルダが特別な意味を持つ場合があります。以下に、一般的な正規表現エンジンでのチルダの扱いについて説明します。
- リテラルとしてのチルダ: チルダは通常の文字として扱われます。つまり、正規表現パターン内で直接チルダを使用すると、そのパターンがマッチするのはちょうど1つのチルダ文字がある場合に限られます。
例:
- パターン「abc~def」は、「abc」の後にチルダ文字があり、その後に「def」が続く文字列とマッチします。
- 範囲指定: 一部の正規表現エンジンでは、[ ] 内でチルダを使用して文字の範囲を指定することができます。たとえば、[a~z] は「a」から「z」までの小文字アルファベットのいずれか1文字とマッチします。
例:
- パターン「[a~z]」は、小文字アルファベットのいずれか1文字とマッチします。