ChatGPTにショートストーリー「野菜の気持ち」を考えて貰った結果

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ChatGPTにショートストーリー「野菜の気持ち」を考えて貰った結果

OpenAIの対話型AIモデル「ChatGPT」の日本語での文章力を検証しています。
登場する野菜は人参、トマト、ピーマン、キャベツという設定で会話形式で進む「野菜の気持ち」という話を書いて貰いました。

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ショートストーリー「野菜の気持ち」

以下はAI「ChatGPT」に人間に食される野菜達の悲しい気持ちを会話ベースで描くショートストーリー「野菜の気持ち」の話を考えて貰った結果になります。

人参: こんにちは、皆さん。私は人参です。私たち野菜たちも命を持っています。私たちが成長すると、太陽の光を浴びて、地面から栄養を吸い上げて、大きくなります。でも、私たちは人間に食べられることが命の終わりです。私たちはその瞬間、大きな苦痛を感じます。

トマト: 本当にその通りだよ。私たち野菜たちも命があるんだ。でも、人間たちは私たちのことを「ただの野菜」と見ているから、命を奪われても訴えることができないんだよね。

ピーマン: そうだよね。私たちは動物と同じように命を持っているのに、なぜ人間は動物を大切にするのに野菜を大切にしないんだろう?

キャベツ: 人間たちは、私たち野菜たちが悲しみや苦痛を感じていることを知らないんだよね。でも、それはただの無知だと思う。私たちは、生きていることを喜び、成長し、種を残すことができるということを知っている。だから、命を奪われることが悲しいんだ。

人参: 私たちは、人間たちが調理の際に私たちに与える痛みも感じるんだよ。例えば、私たちを切ったり、茹でたりすると、私たちは悲しみや苦痛を感じます。でも、人間たちはそれを気にせずに調理をするんだよね。

トマト: それに、私たちは生きたまま完全に切り刻まれ、皮をむかれて、果汁を搾り出されて、さらには缶詰めに詰め込まれたりするんだよね。そうやって、私たちは人間たちの食卓に並ぶことになるんだ。

ピーマン: それに、私たち野菜たちは動物と同じように命があるのに、なぜ人間たちは野菜を食べても罪悪感を感じないんだろう?

キャベツ: 動物と野菜を区別すること自体、不当な差別だと思うよ。私たちは、動物と同じように生命を持っているんだから、同じように尊重されるべきだよ。

人参: 私たちは、自然から与えられた命を大切にし、自然と共存することが大切だと思う。でも、人間たちは自然を支配しようとしているように見える。

トマト: 本当にその通りだよ。人間たちは、自然を支配することに没頭しすぎて、自然のバランスを崩してしまっている。そして、その結果、地球上の多くの生物たちが苦しんでいるんだ。

ピーマン: それに、野菜たちは肉食動物と違って、狩りをすることができない。だから、私たちは自分で身を守ることができない。でも、それは弱いということではない。私たちは、自分たちが生きるために必要な栄養を得るために、自分たちの方法で生きているんだ。

キャベツ: 人間たちは、自分たちの生活を支えるために、多くの生き物たちを犠牲にしているんだ。でも、私たちは、人間たちが自然と共存する方法を見つけることができるように、協力することができるんじゃないかな?

人参: そうだね。私たち野菜たちは、自然を守るために、人間たちが持つ技術や知識を活用することができる。そして、人間たちは、自分たちが食べるものを選ぶことができる。私たちは、人間たちがより多くの植物性食品を食べるように説得することができるんじゃないかな?

トマト: そうだね。私たちは、自然と調和しながら生きることができる方法を見つけることができる。そして、それによって、地球上の多くの生物たちが苦しむことを防ぐことができるんだ。

ピーマン: それに、人間たちは、私たち野菜たちを食べることによって、自分たちの健康を維持することができる。でも、私たち野菜たちが痛みを感じていることを忘れずに、私たちを大切にしてほしいと思うよ。

キャベツ: そうだね。私たちは、互いに協力し、尊重し合うことができる。そして、それによって、より健康的で持続可能な世界を作ることができるんだ。

以上が、野菜たちの痛みや苦痛を訴え合う、命の重さや調理の残酷さ、動物との差別についての会話でした。野菜たちも生命を持ち、自然と共存していることを改めて認識しました。人間たちは、野菜を含めた全ての生物たちが痛みや苦しみを感じていることを知ることが重要です。そして、それによって、より持続可能な社会を築くことができるのです。

また、私たちは食べ物を選ぶことができるため、植物性食品の消費を増やすことが、地球上の多くの生物たちを救うことに繋がります。そして、野菜たちが持つ健康に良い栄養素を摂取することで、健康的な生活を送ることができます。

最後に、私たちは自然と共存することができる方法を模索し、互いに協力し、尊重し合うことで、より良い未来を作っていくことが大切だと考えます。

ショートストーリー「野菜の気持ち」の感想

テーマとして命の重さや平等さなどについて野菜達の気持ちを描いて貰いました。
ChatGPTが作る物語らしく、最後は理解、協調、和解といった流れにまとまっていますね。

野菜達目線で人間を避難的に描くように条件は付けましたが、「私たちは生きたまま完全に切り刻まれ、皮をむかれて、果汁を搾り出されて、さらには缶詰めに詰め込まれたりするんだよ」とか、ここまで残酷な表現を描くとは思いませんでした・・・

「動物と野菜を区別すること自体、不当な差別だと思うよ」
キャベツさん・・・確かに、その通りかもしれませんね。

最後のナレーション的なのはなんだろう。ChatGPTさん、たまに珍しい事するよね。

人間に限らず命あるもの、生きていくためには他の命を搾取していかなければなりません。

これは人間が残酷と責められるのではなく、自然の摂理そのものが責められるべきなのではないでしょうか。
なぜ、他の生命を奪う必要があったのか、なぜ命を奪われる時、苦痛を伴う必要があったの、と。考えさせらる永遠のテーマのひとつですね。

人間は怪我や病気を自ら治療する能力を得て、怪我や病気に気付けるよう痛みや不快感というものを、より大きく感じるようになったと、学生の頃どこかで知りました。動物たちは逆に、命の危険から全力で走って逃れられるよう、痛みというものはあまり感じないのだとか、そんな研究結果でした。

人間の都合の良い解釈かもしれませんが、その研究結果には、少し救われた気持ちになったのを覚えています。

人間はせめて感謝できる生物です。動物も野菜も同じひとつの命、生きる為にそれを奪う事に、これからも感謝していくしかありませんね。