ムームドメイン | サービス維持調整費を受けてエックスドメインに移管を考える

2023-09-09インターネット,ドメイン

ムームドメイン | サービス維持調整費を受けてエックスドメインに移管を考える

2023年よりムームードメインやお名前ドットコムなどの大手ドメイン取得代行業者にて「サービス維持調整費」などの名目で、新規取得時の料金および更新費用が変動的になる仕様になっています。

どれくらい費用が変わってくるか、なども気になるところですがドメイン移管は手間や、公開が一時止まってしまったりなど、それに伴う影響がありますので、なかなか実行する気になれないのがネックです。

エックスドメイン(エックスサーバー)はサービス維持調整費の導入予定なし

エックスドメイン(エックスサーバー)からは「サービス維持調整費」の導入予定はない、とのメールが他社が導入した直後に届いています。

現在保持しているドメインはエックスサーバーで永続0円のもの以外で2つ(.com x 2)、ムームードメインで2つ(.jp x 2)です。

エックスサーバーで取得しているドメインは、ひとつは次の更新で破棄する予定ですので、今後支払いが必要なものは「.com」で1つ、「.jp」で2つになります。
ムームドメインで登録している「.jp」ドメイン2つをエックスサーバーに移管すればどれくらい費用が変わるのか計算してみます。

6月現在の「サービス維持調整費」は19.50%と、なかなかなレートです。

ドメイン更新費用(年)サービス維持調整費合計
.jp3,344円652円3,996円
.com1,728円337円2,065円

「.jp」ドメイン2つだと、年間1,304円のサービス維持調整費が発生します。

また、「サービス維持調整費」が影響しなくてもエックスドメインの方が新規取得、更新費用ともに安いですので、その差はより開いています。

ドメインムームードメインエックスドメイン
.jp3,996円3,102円
.com2,065円1,298円

「.jp」ドメイン2つをエックスドメインに移管すれば、年間1,788円が節約できる訳ですね。

見てみたら、今ならエックスドメインのキャンペーンでドメイン移管料金が1円になっているらしい。
あまりチェックしていなく、これが、エックスサーバー契約でドメイン永続無料のように、いつもやっているキャンペーンなのかは不明。

サービス維持調整費は、おそらくマイナス域にはならない

例えば電気料金の燃料費調整額は、現在でこそ電気料金の値上がりの要因となって話題になっていますが、少し前まではマイナス域を推移している事が殆どの状態でした。
長年、燃料費調整額により電気料金は値引きされてきており恩恵を受けてきたのに、いざプラス域に転じた途端に、燃料費調整額は撤廃しろなんてのは、とてもナンセンスな話です。

しかし、ドメイン代行業者の「サービス維持調整費」は、高騰(に便乗)して始めて導入された仕組みで、おそらく理由にしている燃料費の低下や円高に振れたりして、実質マイナス域になっても値上げ、あるいは0%以下になったらスグに廃止される気がします。

電気料金の燃料費調整額は誰でも計算できるように計算式が明確に提示されていますが、ドメインの「サービス維持調整費」は計算式も何もわかりませんので、毎月「今月は何%になりました」というメールが届いていますが、結局は業者さんのさじ加減ひとつ、という事になってしまいそうです。
そういう意味ではマイナス域に転じる事などあり得ないのかも知れません。

たかだか、年間1,788円の差額ですが・・

差額は年間1,788円程度という事を考えると、ドメイン移管の手間の方が大きいですね。
しかし、こういうのは気分の問題でもありますよね。

昔取得したドメインを億劫で移管していませんでしたが、管理先を統一できるメリットもありますし、これを気に・・。