バッチファイル | 変数の宣言と値を代入する方法

2023-09-12バッチファイル 基本,コマンドプロンプト

バッチファイル | 変数の宣言と値を代入する方法

Windowsのコマンド・プロンプトを実行するバッチファイルにて変数の宣言と値を代入する、文字列、数値、配列のサンプルコードを紹介しています。

確認環境
  • HP ノートパソコン HP 17s
  • OS Windows11 22H2

変数の宣言して文字列を代入する

コマンドプロンプトで変数を宣言して値を代入するにはsetコマンドを利用します。

文字列を扱う場合はそのまま記述するか、またはダブルクオーテーションで囲います。

set text=Hello

変数の宣言して数値を代入する

数値を扱いたい場合はクォーテーションでは囲わず算術式を表す /a を明示しておきます。
記述していなくても別途で計算できるかと。

set /a x=5

/a を明示している場合は計算式の結果を代入できます。

set /a x=5+5

変数の宣言して数値を代入する

コマンドプロンプトは配列はサポートされていません。

ですが、文字列を分割して配列のように扱う事は可能です。

@echo off
set array=apple,banana,pine

for %%i in (%array%) do echo %%i
PAUSE

また、インデックス番号を持つ擬似的な配列のような文字列を作成する方法も存在します。

例えば、以下の様にインデックス番号が付与されているような変数名に値を代入しておいて、その部分にインデックス番号として数値を代入して呼び出す事で配列のように扱う事が可能です。

@echo off
set array[0]=apple
set array[1]=banana
set array[2]=pine

for /l %%i in (0,1,2) do (
	call echo %%array[%%i]%%
)
PAUSE