GoogleIMEJaCacheService.exeとは、エラーになる場合や停止方法など

2021-06-20Windows プロセス

GoogleIMEJaCacheService.exeとは、エラーになる場合や停止方法など

GoogleIMEJaCacheService.exe(Google 日本語入力 キャッシュサービス)は、Google日本語入力の辞書データをメモリ上へ読み込んでおくことで、文章の変換時にリストされる辞書の表示を高速化させているアプリケーションです。

Google日本語入力(Google IME)の機能拡張アプリケーションで、Google日本語入力の起動・操作において必須ではありません。

GoogleIMEJaCacheService.exe Google 日本語入力 キャッシュサービス

GoogleIMEJaCacheService.exeとは

このアプリケーションはGoogle日本語入力(Google IME)の「オンメモリ辞書」という機能を実行しています。

ファイル名GoogleIMEJaCacheService.exe
ファイルの場所C:\Program Files (x86)\Google
ファイルサイズ1.09MB
ファイルの説明Google 日本語入力 キャッシュサービス
製品名Google 日本語入力
著作権copyright(C) 2012 Google Inc All rights reserved.
デジタル署名Google LLC
元のファイル名GoogleIMEJaCacheService.exe

GoogleIMEJaCacheService.exeは、Google日本語入力で使われている辞書データをメモリ上へキャッシュして、文章の変換時に変換候補を表示高速化させているGoogle日本語入力の機能拡張アプリケーションです。

この実行アプリケーションの製品名は「Google 日本語入力」です。

GoogleIMEJaCacheService.exeは通常、Program Files (x86)フォルダ内に保存されています。
また、デジタル署名は「Google LLC」として設定されています。

GoogleIMEJaCacheService.exeの基本情報
GoogleIMEJaCacheService.exeの詳細情報

GoogleIMEJaCacheService.exeが重い場合

当方では、このアプリケーションが実行されCPU使用率の上昇・メモリを消費している事を確認したことはありません。

調べたところ、最近の情報ではありませんが、GoogleIMEJaCacheService.exeがプロセス上でCPU使用率が異常に高かったり、メモリが大量に使用されたりといった高負荷が確認された情報はいくつか見つかりました。

主に、メモリ使用量が大きく消費している場合があるとのことです。

GoogleIMEJaCacheService.exeの停止

タスクマネージャーからのアプリケーションの一時停止による操作も可能ですが、Google日本語入力(Google IME)のプロパティから、GoogleIMEJaCacheService.exeが実行される機能「オンメモリ辞書」を停止する事が可能となっています。

Google日本語入力(Google IME)の設定画面へは、IMEのアイコンを右クリックして「プロパティ」を選択してアクセスします。

「その他」タブから「オンメモリ辞書とUACの設定」の横にある「設定変更」を開いきます。

Google日本語入力のプロパティ

「辞書を常に物理メモリに配置し、変換を高速化する」のチェックをハズシて「OK」を選択します。

この操作で、GoogleIMEJaCacheService.exeの動作は停止します。

GoogleIMEJaCacheService.exeがエラーとなる場合

処理が実行できず「Google 日本語入力 キャッシュサービスによってファイルは開かれているため、操作を完了できません」「GoogleIMEJaCacheService.exe アプリケーションエラー」など、エラーが発生する可能性はあります。

高負荷やエラーについて、最近の情報はあまり見つかりませんでしたので現在のWindows10では発生しにくいものと思われます。

エラーが頻発する場合は破損している可能性もあります。

ウィルスや破損している可能性

GoogleIMEJaCacheService.exeがウィルス・マルウェアである可能性は少ないと思います。

もし、GoogleIMEJaCacheService.exeを装ったウィルス・マルウェアが仕込まれていた場合、または破損している場合は「GoogleIMEJaCacheService.exe アプリケーションエラー」が頻発する可能性があります。

タスクマネージャーからGoogleIMEJaCacheService.exeのプロセスのプロパティを確認し、ファイルの場所や、著作権が設定されていますので著作権の表示が「Google LLC」となっているか確認します。

マルウェアが疑われる場合は、Windows Defenderなどのセキュリティソフトでフルスキャンを実行して検出されるかどうかを確認します。

マルウェアへの感染や破損が疑われる場合は、Google日本語入力をアップデートする事でリカバリーを試してみるのが良いでしょう。

以下のサイトで最新版のGoogle日本語入力をダウンロードできます。

Google 日本語入力 – Google

プロセス・タスクの終了は実行しても問題ないか

GoogleIMEJaCacheService.exeはタスクマネージャーから「タスクの終了」を実行する事ができます。

この操作には以下の警告を含む確認ダイアログが表示されます。

実際にGoogleIMEJaCacheService.exeのタスクを終了・プロセスの終了を実行してみました。

結果としては。Windows10の操作やGoogle IMEでのテキスト入力において、特に支障はありませんでした。