Diagnostic Policy Serviceとは、停止して高速化は可能か
Diagnostic Policy Serviceは、ネットワークやアプリケーションに障害が生じた際に、原因の診断処理を行なうsvchost.exe(サービス ホスト)にある機能のひとつです。
svchost.exe サービス ホスト: Diagnostic Policy Service
Diagnostic Policy Serviceの基本情報
Diagnostic Policy Serviceはsvchost.exeの機能のひとつとなっています。
ファイル名 | svchost.exe |
ファイルの場所 | C:\Windows\System32 |
ファイルサイズ | 50.4KB |
ファイルの説明 | Windows サービスのホスト プロセス |
製品名 | Microsoft Windows Operating System |
著作権 | © Microsoft Corporation. All rights reserved. |
デジタル署名 | Microsoft Windows Publisher |
元のファイル名 | svchost.exe |
プロセスの概要 | Windows NT系オペレーティングシステム |
実行ファイルのパス | C:\WINDOWS\System32\svchost.exe -k LocalServiceNoNetwork -p |
スタートアップ(デフォルト値) | 自動 |
停止による影響 | トラブルシューティング時の診断が実行されなくなる。 |
診断ポリシー サービスを使用すると、Windows コンポーネントの問題を検出、トラブルシューティング、および解決できます。このサービスを停止すると、診断は実行されません。
Diagnostic Policy Service機能の終了
プロセス一覧からDiagnostic Policy Serviceの項目上で終了を選択した場合、そのサービス(機能)だけでなくsvchost.exeそのものの終了操作となり、Windowsの起動が不可能な状態になりWindowsをシャットダウンすることになりますので注意です。
Diagnostic Policy Service機能の一時停止
Diagnostic Policy Serviceの処理の一時停止を実行するには、サービス名の項目を展開して中にあるサービス名上で右クリックして「停止」を選択します。
この場合の「停止」は一時停止処理となり、Windowsの再起動やトリガーイベントの発生などによりDiagnostic Policy Serviceの機能は再始動します。
Diagnostic Policy Service機能の停止と再開
サービス管理ツールを使ってスタートアップ設定を変更することで、再起動後もDiagnostic Policy Serviceの機能を停止した状態になるようすることが可能です。
また、再度機能させるにはスタートアップ設定を自動に変更します。
Diagnostic Policy Serviceを停止して高速化は可能か
svchost.exeのサービスの中にはWindowsが重くなる原因となる場合がある機能が多く存在しますが、Diagnostic Policy Serviceについてはタスクマネージャーで確認できるほどまで重い動作をすることは、あまりないようです。
Diagnostic Policy ServiceはWindows上で何か問題が発生した場合に、「問題を解決しています」と出てしばらく待つと結果が返ってくるたまにみる診断機能。
Windowsを起動する上で必須の機能ではありませんし、診断機能によって満足のいく答えが返ってきたり問題が解決されたことは殆どないので、Diagnostic Policy Serviceは必要になるまで停止しておいても問題なさそうです。
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