WordPress5.2の新機能・変更点まとめ

2019-05-09WordPress

WordPress5.2が一般にアップデート可能となりました。
サイトヘルス機能を始めいくつかの機能追加や変更点がありますのでまとめていきたいと思います。

WordPress5.2のコードネーム?は「ジャコ」というらしい。


名高く革新的なジャズベーシスト、ジャコ・パストリアスに敬意を評して命名されました。

なるほど、理由は革新的なーってところなのですかね。うん、WordPressバージョンにコードネームは。

WordPress5.2アップデートの注意点

投稿画面のレイアウトが崩れる場合あり

WordPress5.2にアップデートすると投稿画面のレイアウトが崩れてしまう場合があります。

これは画像ファイルのキャッシュが原因だと思われますが、CSSファイルやスクリプトファイルのファイルキャッシュも影響しているかも知れません。

PCなら「Shift + Ctrl + R」でファイルのキャッシュをクリアすれば改善されるかと思います。

スマートフォン・タブレットの場合はブラウザの機能を使ってリロードします。

PHPのバージョンは

WordPress5.2から必須PHPバージョンは5.6.2となっていますので注意です。PHPバージョンを5.62以上のものにしないとWordPress5.2はインストールできません。

PHPのバージョンがあがる事で、自作PHPや一部プラグインでエラーが発生するかもしれませんので要チェックです。

また推奨のPHPバージョンは最新のものとされています。(現在はPHP7.3x)

サイトヘルス機能が実装

目玉としてサイトヘルス機能が実装されました。サイトヘルス機能は一部ではWordPressの弱点とも言われているセキュリティ面でのアドバイス的なツールとなっています。

「ツール」メニューからサイトヘルスページにアクセスすると利用中のWordPressのセキュリティ評価を採点すると同時に問題点をリストアップしてくれます。

この機能のおかげで今までセキュリティの事は見てみぬふりをしてきたWordPressユーザーもセキュリティに対して意識する様になりそうですし良い機能の実装だと感じます。

関連: WordPress5.2、サイトヘルス機能でのセキュリティチェック項目一覧 | ONE NOTE

Block Manager機能が追加

Block Managerは使わないブロックを選択表示から外す事ができ、投稿ページで使うブロックのみにできる嬉しい新機能です。

Beta Testerでも触りましたが、ベータ版で遊んでるのはテスト用のWordPressなので、利用しているWordPressで5.2がアップデートされるのを心待ちにしていました。( 同様の事ができるプラグインもあったと思いますが )

ブロックマネージャーの設定は投稿ページの「オプション」から利用する事ができます。

ブロックマネージャー

「埋め込み」などカテゴリごと非表示にする事が可能となっていますね。

ちなみに埋め込みの埋め込みを非表示にすると、段落にURLを貼り付けた時にも自動で埋め込みにならなくて済む様になります。(個人的には凄く嬉しいけど、空の状態だとまず貼り付けられなくなるんですけどもー・・)

関連: WordPressv5.2から利用ブロックを管理できる「Block Manager」が追加される | ONE NOTE

いくつかの投稿ブロックが追加

WordPress5.2からRSSフィードブロックを始め、いくつかの投稿用ブロックが追加されています。
今回追加されたブロックは外観のウィジェットで使われている基本ウィジェットと同等のものとなっています。

追加された投稿用ブロックは以下のものになります。

  • RSS
  • カレンダー
  • タグクラウド
  • 検索フォーム

関連: WordPress5.2から記事編集ブロックにRSSウィジェットが追加される | ONE NOTE

WordPressが真っ白対策、リカバリーモード

PHPのエラーによるWordPressの管理画面が真っ白になってしまうWordPress長年の問題が解消された様です。

関連: WordPress、リカバリーモードの使い方 | ONE NOTE

ゴリゴリカスタマイズじゃなくても、functions.phpを記述しようと管理画面から触ってて、ちょっと記述ミスをすると真っ白になったりして結局FTPでアクセスする羽目になった事も少なくありません。

これはそのまま問題のあるファイルだけ無視して管理画面や表示ページは機能してくれる要になったという事なのか、と思っちゃいますがそうでもありません。

リカバリーモードを使ってみました

試しにWordPress5.2にしてあるブログでのfunctions.phpでエラーを発生させてみました。

上記の様な画面になり、結局はそのままではWordPressは正常に表示できません。

「サイトで技術的な問題が発生しています。サイト管理者のメールを確認して指示に従ってください。」とある様に登録してあるメールアドレスにメールが届いています。

メールの一文に「もしサイトが壊れていてダッシュボードに正常に接続できない場合、WordPress には特別なリカバリーモードがあります。これによりダッシュボードに安全にログインし、さらに調査をすることができます。」とありリカバリーモードへのアクセスURLが記載されています。

リカバリーモードのURLにアクセスすると「リカバリーモードを初期化しました。ログインして継続してください。」と出て、再度WordPressへのログインが必要となります。

ログインすると、リカバリーモードが発動してエラーのあるファイルもダッシュボードから編集できる様になります。

リカバリーモードの特徴

  • 致命的なエラーがあるとメールが届く
  • メールに記載されているリカバリーモードにアクセスする
  • リカバリーモードはエラーのあるファイル以外は正常に動く
  • 表示ページも同様に表示できる(ログインユーザーのみ)
  • エラーのあるfunctions.phpなども管理画面から編集可能
  • リカバリーモードは全てのログインページ有効(通常と共通)
  • リカバリーモードは終了またはログアウトする必要がある
  • リカバリーモードへのリンクはセッション時間がある(1日)

という感じになっています。

注意点としては問題のあるファイル以外の部分が正常に表示されるのは管理ログインユーザーのみというところ。
通常にアクセスしてきてくれたユーザーさんにはエラーが出て表示されていないので復旧は急ぐべきです。

リカバリーモードを開始するまでメールを辿ってログインをする必要があり、FTP接続での編集できる環境が整っている場合、普通にFTPで修正アップロードした方が早い気もします。

あくまでスグにFTPでアクセスする手段がないユーザー向けの機能なのかなと思います。

WordPressユーザーでFTP接続環境が整ってない人もあまり居ないと思いますが、カスタマイズ部分は基本的に他の人が管理している体制だとありえるのかもですね。

プラグイン互換性チェック機能

プラグイン互換性チェック機能ではインストールされているプラグインが利用中のPHPのバージョンと互換性があるかを自動的に検知するようになりました。

プラグインが利用中のPHPバージョンよりも上のバージョンを必要とする場合、そのプラグインを有効化できなくなるようです。

新フックwp_body_openの追加

wp_body_openフックが追加されました。

wp_body_openフックは<body>要素の開始直下に実行コードを挿入できるようになります。

カスタマイズで使える時がきそうなので存在を頭に置いておいても良さそうなフックですね。

WordPress5.2の感想

他にもいくつかの追加・変更点がありますが、ひとまず。

なんだかんだ大型アップデートな感じのWordPress5.2ですが、ブロックリストが慣れが足りずどうにも使いにくかったのでBlock Manager機能が個人的にはやっぱり一番嬉しい新機能ですね。

2019-05-09WordPress

Posted by Yousuke.U