Google Chrome | 垂直タブを可能にする拡張機能「Vertical Tabs」の使い方
Microsoft Edgeの機能で垂直タブが実装されましたが、これが思いのほか使いやすい。
他も悪くないですし、これだけでいよいよEdgeに本格移行しようかと検討する逸材となっています。
その上、上部の水平タブのあった部分、垂直タブでは完全にスペースの無駄遣いですが、これを今後のアップデードで非表示にできるようになるとか。
本家Google Chromeでも正式に実装してほしい機能ですが、垂直タブ表示を可能にする拡張機能を探してみました。
Microsoft Edgeの垂直タブには遠く及ばない
結論から言うと、Microsoft Edgeの垂直タブには遠く及ばないものしか見つかりませんでした。
予想はしていましたが、拡張機能がChromeブラウザの上部タブを操作できる事はあり得ないといった部分に最大の理由があります。
要は、サイドバー的に垂直タブのリストを表示できたとしても、上部にあるデフォルトのタブリストは(全画面モードなら隠せますが)非表示にできないのです。
加えて、仮に上部のタブリストを隠せない事を前提にしても、かなり微妙なものしか見つけられませんでしたが、紹介しておきます。
Vertical Tabs
「Vertical Tabs」はEdgeの垂直タブに一番近いと感じたデザイン、操作性のChrome拡張機能です。
左右切り替え、ダークモード、自動的に閉じる機能、表示領域のサイズ変更など、かなり好感触です。
しかし、WEBページに動的に導入される要素があるとレイアウトが多少崩れる問題と、垂直タブのインターフェースにマウスホバーすると拡張機能をオンにしたタブに移動する問題があります。
レイアウト崩れの問題は、この拡張機能はWEBページ上にHTML(iframe)で追加されているインターフェースである為、例えばサインインが必要な管理画面なんかでは、レイアウトの崩れは大きいです。
マウスホバーでタブが切り替わる問題は理由が不明です。
アップデードによる改善に期待したいところですが、この拡張機能最終更新日が2020年4月と一年以上空いているため、もう更新されないのかもしれません。
もし、この記事を読まれた方で、最終更新日が新しくなっていたら教えて頂きたい、と思っています。
VerticalTabs
名前は「VerticalTabs」と、上記したものと殆ど同じですが別の拡張機能です。
キャプチャ画像を見て頂ければわかりますが、サイドバー的な位置ではなくタブアイコンのクリックで表示されるウィンドウ型のインターフェースです。
インストール数も多く、少なくとも垂直タブリストでタブの内容はわかりやすいですし、タブが増えすぎて探せなくなった場合なんかには便利な拡張機能、だったはずです。
残念ながら、現在はGoogle Chrome純正の「タブ検索」機能(タブリスト横の▼アイコンをクリック)が同等以上で、より使いやすく、閉じたタブリストも見れる機能もありますので必要ないですね。
この「タブ検索」のリストをサイドに固定表示できればMicrosoft Edgeの垂直タブと同じになるんですけど、使い勝手の良い機能は後追いでも取り入れて欲しいですね。
ディスカッション
Vertical Tabs、2021/10/29に更新されています。導入してみましたが、普通に使えますね。
コメント、情報ありがとうございます。
更新されていたのですね、普通に使える状態になっているという事で、私も試してみたいと思います。