Windows11 | TPM 2.0のシステム要件緩和はあるのか
Windows11のシステム要件としてやはりTPM 2.0が話題となっています。
プレビュービルド版のTPM 2.0は緩和
Windows11プレビュービルド版にてTPM 2.0のインストール要件は緩和されています。
これはプレビュービルド版の動作テストが目的で、正式版Windows11のシステム最小要件の予定が変更されたわけではありません。
正式版Windows11のTPM 2.0緩和はあるのか
現在、Microsoftが公式にWindows11に対応しているCPUはintelのcore iシリーズだと第8世代からのものです。
intel core iシリーズ第8世代の発売日は2017年10月ですので2021年現在から過去4年以内に製造されたPCという事になります。
Microsoft公式のWindow11ページのQ&Aにもあります。
古いPCでもWindows11を実行できますか?
4年以内に製造されたPCなら、多くはWindows 11にアップグレードできます。ただし、最新バージョンのWindows10を実行し、ハードウェアの最小要件を満たしていることが条件です。
Windows10のサポート期限が2025年と考えると、少々厳しすぎるシステム要件にも思えます。
CPUの要件も緩和の可能性も出てきましたが、それでもcore iシリーズの第7世代、AMD Zen 1以降という事なので利用できるPCは全体でみればまだまだ少ないでしょう。
Window10搭載として市場に出ているパソコンでも要件を満たしていない商品も少なくはありませんし、今の要件ですと使っているWindows10 PCがWindows11にアップグレードできるPCは全体だとかなり少ないと思われます。
Windows11のシェアを一気の伸ばすつもりなら大きな緩和もありえそうですが、緩和しなくてもWindows全体のシェア自体が落ちる訳ではなさそうでし買い替え特需に期待できそうですので、どうでしょう。
新しくPCを購入する場合は、Windows11の正式リリースは2021年末という事ですので、それまで様子見が可能であればそれが一番でしょう。
購入する場合は、Windows10のサポート期限が2025年と、そんなに長くないいう事を考えると現在発表されているシステム要件を満たしているPCを選ぶしかないと思います。
Windows10のサポート期限が伸びる可能性は十分にありそうですが。
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