Google Chrome | テキストの矩形選択コピーは可能か、代替案など

2021-11-22Google Chrome 機能・操作,Google Chrome

Google Chrome | テキストの矩形選択コピーは可能か、代替案など

Google Chromeを使っていてテキストの一部を矩形(くけい)選択してコピーしたい事があると思います。

数値部分のみを表計算ソフトに移したかったり、商品名のリストのみを取得したかったり、用途は様々ですが、WEBでの矩形選択ができると楽になる場面は少なくありません。

個人的には表計算ソフトのセルに数値を別けて貼り付けたいのに、ひとつのセルに収まってしまったり、レイアウトが崩れる場合も少なくないので矩形選択は重要な機能です。

Google Chromeでテキストの矩形選択は可能か

pタグなどで構成されているHTML内のテキストはデフォルトの機能では矩形選択できません。
最悪、一旦画像にしてテキストを読み取るとかすれば物理的に不可能という事はないと思いますが、誰も作成されていないのか拡張機能も見つかりません。

テーブル要素で構成されているHTML内のテキストであれば「Copytables」という拡張機能を使えば矩形選択が可能となっています。

しかし、矩形選択したテキストの用途として、数値を表計算などに使いたいケースが多く、テーブル要素のテキストは矩形選択せずともエクセルやスプレッドシートなどの表計算ソフトに貼り付ければ通常のコピー・ペーストで綺麗にセルに代入されますので、十分ではないでしょうか。

矩形選択が可能なテキストエディタを使う

ブラウザという仕組み上の事もあり、他ブラウザも同様にテーブル要素以外での矩形選択をする手段は見つかりません。
簡単な代替案として矩形選択が可能なテキストエディタを使います。

テキストエディタに通常コピー、ペーストをしてテキストエディタの機能で矩形選択を実行します。

Windowsにプリインストールされているメモ帳・ワードパッドは矩形選択機能が備わっていませんので、ご注意下さい。

主要な無料テキスト・コードエディタでの矩形選択方法を紹介しています。

エディタ操作
VSCodeSHIFT + ALT + ドラッグ
SHIFT + ALT + Ctrl + 矢印キー
Atomパッケージsublime-style-column-selectionをインストール
ALTキー + ドラッグ・矢印キー
Notepad++SHIFT + ALTキー + ドラッグ・矢印キー
VImCtrl+v+ ドラッグ・矢印キー
サクラエディタAlt + ドラッグ・矢印キー
Shift + F6で矩形選択モード
WordALTキーを押したままテキストをドラッグ・矢印キー

例えばVSCodeに貼り付けて、矩形選択した場合は以下のようになります。

VSCodeで短形選択した場合