Google Chrome | 「パスワードの確認」というポップアップが出る
Google Chromeを利用していると画面上部に「パスワードの確認」というポップアップアラートが表示される場合があります。
キャプチャ画像はダークモード設定時、2020年9月現在のモノです。
良くフィッシングサイトなどでも同じようにポップアップアラートが表示されるのと、GoogleのロゴもChromeのロゴもないので怪しくもありますが、これはGoogle Chromeの機能「パスワードアラート」によるものです。
「サイトまたはアプリでのデータ侵害により、パスワード情報が漏洩しました。保存したパスワードを今スすぐ確認することをおすすめします。」と案内されています。
「パスワードの確認」というポップアップが出る仕組み
この「パスワードの確認」というポップアップアラートは、以前はChromeのGoogle純正拡張機能である「パスワードアラート」を有効にしていないと表示されない状態でしたが、最新版のChromeでは標準機能として備わっているので「パスワードアラート」を入れていなくても出現する可能性があります。
このアラートは、Google Chromeのパスワード保存機能を使ってパスワード管理をしていて、WEBサービス、WEBアプリなどにログイン・サインイン・パスワード変更・アカウント登録などをした時に、そのパスワードが既に流出もしくは流出している可能性があるかどうかのチェックが行われます。
Chromeの機能で流出または流出している可能性があるパスワードが入力されたと確認できた場合に、このポップアップアラートが表示される仕組みになっています。
アラートが出るWEBサービス・アプリ
Chromeにパスワードを保存可能なWEBサービス・アプリであれば、流出の懸念があるパスワードを入力すると、このポップアップアラートが表示される状態です。
Googleアカウントはもちろんですが、Yahoo!や、Amazon、楽天、Microsoft、TwitterやFacebookなどのログイン時などでも表示されると思います。
パスワードを確認
「パスワードを確認」を選択するとWEBページではなくChromeの設定ページが表示されます。
chrome://settings/passwords/check?start=true
もし、WEBページに移動した場合は、Chromeの機能ではなく同機能に似せて作られたフィッシングサイトなどへの誘導ポップアップの可能性が高いと思いますので、危険性を疑って下さい。
同じパスワードが設定されているWEBサービスの一覧とアクセス先が表示されますので、それぞれパスワードを変更しておくことをおすすめします。
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