JavaScript | スクリプト内で改行を含む複数行の文字列を記述する方法
JavaScriptのスクリプトコード内で複数行の文字列(文章)やHTMLを記述する方法の紹介です。
バックスラッシュを使って改行する
文字列はシングルクォーテーションやダブルクオーテーションで囲って記述する事が多いですが、見た目上の改行を含める場合はシングルクォーテーションを利用して改行位置に半角バックスラッシュを記述します。
※半角バックスラッシュは環境によっては\マークとなりますが、同じ扱い
let text = 'aaa\
bbb';
上記の場合、見た目上の改行が含まれていますが変数に代入される実際の文字列には改行コードは含まれませんので文字列としては「aaabbb」となっています。
また改行を含むHTML文の記述にも使えます。
let text = '<div>\
</div>';
改行位置に改行コードを含ませる場合は以下のように改行コードも一緒に記述します。
let text = 'aaa\n\
bbb';
上記の場合は配列に代入される文字列は「aaa(改行コード)bbb」となります。
バッククォートを使って改行を含む文字列を記述する
バッククォートで囲って文字列を記述した場合、改行場所に手を加えなくてもエラーを出さずにJavaScriptコード内で改行を含む文字列を記述する事が可能になります。
バッククォートのキーボードの入力方法は半角入力で「SHIFT + @」となっています。
let text = `aaa
bbb`;
バッククォートで囲って記述した複数行の文字列に含まれる改行は、変数に代入される文字列内の改行コードとして反映されます。
その際の改行コードの種類は指定がなければJavaScriptコードの文字コードに依存します。
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