コマンドプロンプトのif文で複数条件を指定するサンプルコード

2023-04-27

コマンドプロンプトでif文を使用して複数の条件を指定する場合、&&（AND）や ||（OR）を使って条件を組み合わせることができます。以下にサンプルコードを示します。

この例では、2つの環境変数（VAR1とVAR2）の値をチェックして、両方が "YES" の場合にメッセージを表示します。

@echo off
set VAR1=YES
set VAR2=YES

if "%VAR1%"=="YES" (
	if "%VAR2%"=="YES" (
		echo Both variables are YES
	) else (
		echo Only VAR1 is YES
	)
) else (
	if "%VAR2%"=="YES" (
		echo Only VAR2 is YES
	) else (
		echo Neither variable is YES
	)
)

複数条件の例をもう少し単純にすると、次のようになります。

@echo off
set VAR1=YES
set VAR2=NO

if "%VAR1%"=="YES" && "%VAR2%"=="YES" (
	echo Both variables are YES
) else (
	echo One or both variables are not YES
)

この例では、VAR1とVAR2の両方が "YES" である場合にメッセージが表示されます。それ以外の場合は、別のメッセージが表示されます。

ORを使った条件分岐のサンプルコード

コマンドプロンプトでORを使った条件分岐を実装する場合、|| を使用して条件を組み合わせることができます。以下にサンプルコードを示します。

この例では、2つの環境変数（VAR1とVAR2）の値をチェックして、どちらか一方が "YES" の場合にメッセージを表示します。

@echo off
set VAR1=YES
set VAR2=NO

if "%VAR1%"=="YES" goto :DisplayMessage
if "%VAR2%"=="YES" goto :DisplayMessage

echo Neither variable is YES
goto :EOF

:DisplayMessage
echo At least one variable is YES

この例では、VAR1 または VAR2 のいずれかが "YES" の場合にメッセージが表示されます。どちらも "YES" でない場合は、別のメッセージが表示されます。