jQueryのdequeue()をJavaScriptで実装する代替サンプルコード
jQueryのdequeue()
メソッドは、キューに格納されている関数を順番に実行するためのものです。JavaScriptで同様の動作を実現するためには、以下のような代替サンプルコードを使用することができます。
// カスタムキューオブジェクトを作成
function CustomQueue() {
this.queue = [];
this.running = false;
}
// キューに関数を追加
CustomQueue.prototype.enqueue = function (func) {
this.queue.push(func);
if (!this.running) {
this.run();
}
};
// キューの実行
CustomQueue.prototype.run = function () {
if (this.queue.length > 0) {
this.running = true;
var func = this.queue.shift();
var self = this;
var next = function () {
self.run();
};
func(next);
} else {
this.running = false;
}
};
// 使用例
// 遅延関数を定義
function delayedFunc(name, delay) {
return function (next) {
console.log(name + " 開始");
setTimeout(function () {
console.log(name + " 終了");
next();
}, delay);
};
}
// カスタムキューを作成
var queue = new CustomQueue();
// 遅延関数をキューに追加
queue.enqueue(delayedFunc("関数A", 2000));
queue.enqueue(delayedFunc("関数B", 1000));
queue.enqueue(delayedFunc("関数C", 3000));
このサンプルコードでは、CustomQueue
というカスタムキューオブジェクトを作成し、enqueue()
メソッドでキューに関数を追加します。run()
メソッドはキュー内の関数を順番に実行します。各関数は非同期処理であり、実行が完了したら次の関数を呼び出すためにnext()
コールバックを使用します。
上記の例では、3つの遅延関数をキューに追加しています。各関数は指定された遅延時間の後に開始し、終了後に次の関数を呼び出します。キューに関数が追加されると、自動的に実行が開始されます。
この代替サンプルコードは、dequeue()
と同様の機能を提供しますが、完全な互換性を保証するものではありません。実際の使用に応じてカスタマイズや調整が必要な場合があります。