Pythonで小数点以下を持つ数値を正数にする
Pythonで小数点以下を持つ数値を正数にするには、math
モジュールのceil()
関数を使用します。ceil()
関数は、引数として与えた小数点以下を持つ数値を、次の整数に切り上げます。
以下は、例として小数点以下を持つ数値x
を正数にする方法です。
import math
x = -2.5 # 小数点以下を持つ数値
y = math.ceil(abs(x)) # 絶対値をとり、切り上げる
if x < 0:
y *= -1 # 負の数だった場合、符号を反転させる
print(y) # 3
ここで、abs()
関数は引数の絶対値を返す関数です。また、if
文では、元の数値x
が負の数だった場合、切り上げた数値y
の符号を反転させています。