サブスクプラン「ChatGPT Plus」と「ChatGPT Professional」や無料版との違いは?

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サブスクプラン「ChatGPT Plus」と「ChatGPT Professional」や無料版との違いは?

OpenAIが提供する話題の対話型AI「ChatGPT」のサブスクリプションプラン「ChatGPT Plus」が米国で開始されました。

参考:Introducing ChatGPT Plus | OpenAI

ChatGPT Plusと無料版との違いは?

「ChatGPT Plus」と現在も利用可能となっている無料版「ChatGPT」の違いは以下のものが挙げられています。

  • ピーク時でもChatGPTへの一般的なアクセス
  • 応答時間の短縮
  • 新機能と改善点への優先アクセス

今確認できるアナウンスでは、ChatGPTのバージョンは無料版と同じみたいですね。

現状は無料版でも、アクセス環境やレスポンス速度など普通に使えるレベルですが、有料版のユーザーが増える事で優先的にキャパシティはそちらに使われて無料版のアクセス環境、応答時間などが低下する可能性はありそうですね。

ChatGPT PlusとChatGPT Professionalの違いは?

「ChatGPT Plus」が発表されるまで、ChatGPTのサブスクリプションプランは「ChatGPT Professional」とされていました。

現在、「ChatGPT Professional」として紹介されていた公式ページは「ChatGPT Plus」の案内ページにリダイレクトするようになっています。

参考:ChatGPT Pro | OpenAI Help Center

もしかすると「ChatGPT Professional」は「ChatGPT Plus」に名称を変更したのかもです。

しかし、「ChatGPT Professional」は月額42ドルと公表されていたため、「ChatGPT Plus」とは別の上位版として今後公開される可能性はありそうです。

また、AIによる回答ですが「ChatGPT Professional」はAPIも利用可能となっていると返ってきました。
もし、APIが使えるというのであれば、その価値は全然変わってきますね。

関連:AIにChatGPT Professionalについて聞いてみた(ChatGPT) | ONE NOTES

また、公式アナウンスでは以下のように記されています。

今後の予定:
私たちはあなたのフィードバックとニーズに基づいてこのサービスを改良し、拡大する予定です。また、まもなくChatGPT APIウェイティングリストを立ち上げる予定であり、可用性を高めるために、低コストプラン、ビジネスプラン、およびデータパックのオプションを積極的に模索しています。

Introducing ChatGPT Plus | OpenAI

低コストプラン、ビジネスプラン、およびデータパックのオプションを積極的に模索と。
今後、他のプランやオプションが出る可能性は高そうですね。

ChatGPT Plusの利用料金は月額20ドル

「ChatGPT Plus」の利用料金は月額20ドルとの事で、ドル円が130円で換算すると2,600円となります。

「ChatGPT Professional」として発表されていた時の月額42ドルは有用でも趣味で使うには少々高いなという印象でしたが、先に高い価格帯を見ていたのもあって2,600円ならいいかもと考えています。

私はWEBコンテンツで収益を得ていますが、基本的にサーバーとドメイン代以外は勉強代も含め極力コストをかけたくないというTHEセコケチ人間です。

本当は勉強でも有用な有料アプリケーションでも必要な部分は使っていった方が、仕事としては良いのはわかっています。

ですが、月額2,600円の元が取れるとかどうかとかより、今後の時代を見据えて少しでもAIというものに少しは触れておきたいというか、ChatGPTの性能の高さに驚愕中ということもあったりで、なんかアリな気がしてしまっています。

OpenAIはMicrosoftから1.3兆円(100億ドル)にもなる投資計画が発表されており、そうそうコケないであろうというのも課金を検討する理由のひとつでもあります。

とわいえ「ChatGPT Professional」でAIが回答したようにAPIが含まれていないのなら(とても有用ではあるものの)AIとチャットするだけの「ChatGPT Plus」よりはOpenAI APIの従量課金に回した方が良いか。
API経由で使えないと、なかなかアプリケーション開発のアイディアも使えませんしね。