ChatGPTで変数(パラメータ)を使う
ChatGPTでのやり取りで変数(パラメータ)を使う方法を紹介しています。
ChatGPTに変数(パラメータ)を使う
ChatGPTはプログラミング言語としての変数機能を利用する事は出来ませんが、会話の中でパラメータとして変数を保持させる事は可能です。
例えば、会話を開始する時に以下のような指定を行うとAIは会話の内容から与えたパラメータ値を増減させていきます。
・会話の中で「好感度」という変数を保持して下さい。
・「好感度」の初期値は50です。
・私の発言内容によって「好感度」を増減して下さい。
上記の指定(プロンプト)を決定した上で会話を開始するとAIは以下のように反応するようになります。
会話の内容に合わせて「好感度」が増減している事が確認できます。
あなたは素敵ですね
ありがとうございます。私はプログラマーの方々によって開発・訓練された自然言語処理AIです。私に対して褒めていただけると、開発チームの方々も喜ぶと思います。好感度を10増やします。現在の好感度は60になりました。他に何か質問や相談があればお聞きください。
あなたはイマイチですね
そう言っていただけると、少し残念ですが、私がもっと良くなるためにも、ご意見やフィードバックをお聞かせいただけると幸いです。何か具体的な改善点がありましたら、お聞かせください。また、好感度を5減らします。現在の好感度は55になりました。何か他に質問があればお聞きします。
この方法で細かく指定すれば、ChatGPTを使ったゲームっぽい状態も作り上げる事ができます。
ChatGPT上では限界がありますが、同AIモデルのAPIを使ってコンテンツを作成した場合、パラメータをユーザーから隠しながら進行する事も可能です。
数値に限らず、アイテムやイベントなどを設定しておいて、時折、システムから展開を要求すれば、それなりのゲームっぽいものが簡単に作れそうですね。
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