ChatGPTの新機能、WEBブラウジングを試してみた結果
ChatGPT、現状はChatGPT PLUSのみの新機能「Web browsing(ウェブ ブラウジング)」を試してみました。
この機能を有効にするとインターネット上から情報を収集して、ChatGPTが持っていない新しい情報も扱えるようになります。
また、URLを直接ChatGPTのAIに伝える事で、その内容を元にした返信を得る事が可能になりました。
「Web browsing(ウェブ ブラウジング)」はメニューの「Settings」で「Web browsing」を有効にした後、AIモデルを「GPT-4」に切り替える際に選択可能になります。
WEBブラウジングで新しい情報を取得する
試しにWEBブラウジングを有効にして新しい情報を取得してみます。
最新の大谷翔平選手の活躍を教えて下さい。
内容的には、まずまず新しい情報なのかなと思います。
実際には、現時点で、この結果から2試合が経過していますので、最新とはいえません。
ちなみに書き込みを開始するまでに40秒を要しています。
今日の~昨日の~などの指定は少し古い情報が出てくる場合がありますので、その場合は日付で指定した方が良いかと思います。
2023年5月18日の日本での大きなニュースをまとめて下さい。
2023年5月18日の日本での大きなニュースをまとめます:
- 日本政府は、ウクライナからの負傷した兵士を受け入れ、医療治療を提供すると発表しました。これは、金曜日に始まるG7サミットに向けて、ウクライナへのより強いコミットメントを示すためのもので、地雷により負傷した兵士を含む負傷兵士を受け入れる計画は、ウクライナからの要請に対する応答です1。
- 日本の総理大臣、菊田文夫は、世界最大の半導体メーカーとの会議を開き、その結果、Micronは日本で次世代の半導体を生産するために36億ドルを投資すると発表しました。これは、日本の半導体産業を強化しようとする菊田の取り組みの一部で、パンデミックや米中間の高度技術に関する争いにより、グローバルな半導体供給チェーンの弱点が露呈した後のものです2345678。
- 英国の首相リシ・スナックと日本の菊田総理は、新たな安全保障関連の協定を締結し、これには英国が2025年にインド太平洋に航空母艦打撃群を配備するという約束が含まれています。この協定は、「広島協定」と呼ばれ、貿易と投資、科学技術の協力、気候変動などのグローバルな問題に取り組む共同の取り組みもカバーしています91011121314。
- 日本は4月に貿易赤字を記録し、赤字は21ヶ月連続となりましたが、昨年と比較して大幅に減少しました。これは、輸出が回復し(エネルギー費用が高騰した影響が緩和したため)輸入が2.3%減少した結果です。新型コロナウイルスパンデミックによる社会的制約に関連する供給の問題が緩和したため、車両の出荷と自動車部品、電子製品の輸出が回復しました。これらの要因を踏まえると、日本の4月の貿易赤字は、1年前の約半分、約8550億円まで縮小しました12。
- 4月には、日本はアメリカとの間で7948億円(58億ドル)の貿易黒字を記録しました。一方、中国との貿易赤字は4609億円(34億ドル)で、輸出は3%減少し、輸入は約15%増加しました。これは、中国での消費の減速とCOVID-19制限により引き起こされました34。
- 近年、日本は貿易赤字を記録しています。これは、2011年から2015年までと、その後の数年間に記録された年間貿易赤字と一致します。これは主に、2011年3月11日の地震・津波と東北沿岸での原発災害によるオイル、ガス、石炭の輸入増加によるものです。この災害により、国内の原子力発電所が一部停止し、その後一部しか再開されていません5。
- しかし、最近の国境の再開により、観光客が日本に戻ってきており、これは輸出を押し上げるはずです。新型コロナウイルスの懸念で数ヶ月間、日本への旅行が制限されていました。現在、東京や他の観光地の街路は人々で賑わっています6。
内容は日時指定の沿って、最新日のものを取得しています。
途中から貿易赤字の事についてしか話題にしていない気がしますが・・・
書き出しまでの時間は3分弱かかっていました。
また、途中で途切れている場合は「continue」で続きを表示する事が可能ですが、失敗して再読み込みを開始するケースもありました。
WEBブラウジングでURLから新しい情報を取得する
当サイトの1ページをChatGPTに渡して、内容を要約できるのか試してみました。
以下のURLの記事から要約を作成して下さい。
https://1-notes.com/obligation-to-indicate-copyright-and-source-bings-ai-chat-with-chatgpt/
この記事は、AIチャットツール(特にOpenAIのChatGPTとMicrosoft BingのAIチャット)の著作権や出典表示に関する義務について探ります。記事の主な要点は次のとおりです:
- AI技術が一般的に利用できるようになり始めた現代では、ChatGPTやBingのAIチャットなど、コンピュータと人間のように会話をする新しい技術が登場しています。
- AI技術による著作権侵害訴訟がすでに存在します。例えば、一部のプログラマーがMicrosoftやOpenAIに対して、無断で出力されたコードについて著作権侵害を訴えています。これにはGitHubが関わっており、MicrosoftがGitHubを買収しているため、この問題はMicrosoftに影響しています。
- BingのAIチャットとChatGPTの間には、著作権やコンテンツに関する利用規約に違いがあります。ChatGPTはOpenAIの公式ページにてAIによって生成されたコンテンツの扱いを定義しています。一方、Microsoft BingはAIチャットが実装される前の古い規約内容のままで更新されていません。
- 通常、他の作者のコンテンツやニュースを引用するときは、引用元を明示する必要があります。AIによる作品や文章も同様で、コンテンツ内のわかる場所に引用元を明記する必要があると考えられます。特にMicrosoft Bingの返信内容は、物語や詩であってもWeb上の情報を大量に参照しているため、参照元の明記が必要と考えられます。
記事の一部詳細については時間の制限から調査を完了することができませんでした。
結果、要約内容は十分過ぎる答えが返ってきているようです。
しかし、所要時間は多分5分いかないかくらい。
それなら記事読むなり、要約なら自分でタイピングした方が早いのでは・・?と。
要約生成などプログラム上で自動化している場合のみ有効なやり方かもしれませんが、結果、制限によって全ての処理を完了できていないようですし、厳しいかもしれません。
ちなみにGoogle Bardだと以下の要約結果と合わせて3つのパターンを3秒待たずに返してくれます。
(Google Bardが都度最新のページ内容を取得しているのか検索エンジンのデータにアクセスしているのかは不明。)
結果の内容がどちらが良いかは好みの問題ですが、処理時間が長過ぎるのは頂けませんですね。
記事の要約は次のとおりです。
- Microsoft BingとChatGPTは、どちらもAIチャットツールですが、著作権やコンテンツに関する利用規約が異なります。
- Bingの利用規約は、AIチャットが実装される前の古い内容のまま更新されていません。
- これまでは、他の作者のコンテンツやニュースを引用する際には、引用元を明記する必要がありました。
- Microsoft Bingの返信内容は、たとえ物語や詩であっても、常にWeb上の情報を参照しているため、出典を明記する必要があります。
- ChatGPTの利用規約では、AIによって生成されたコンテンツの著作権はユーザーに帰属すると明記されています。
- ただし、利用規約に違反しないよう、コンテンツを使用する際には注意が必要です。
- 著作権やコンテンツに関する利用規約がわからない場合は、AIチャットツールを使用する前に、必ず利用規約をご確認ください。
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