Godot 4 | トップダウン、キーボードでプレイヤーを動かす実装サンプル

2023-10-07Godot 4,Godot 4 実装サンプル

Godot 4 | トップダウン、キーボードでプレイヤーを動かす実装サンプル
Godot、WASD&方向キーでオブジェクトを動かす

ゲームエンジン「Godot 4」でトップダウン視点の2Dゲームでキーボードの操作からプレイヤーオブジェクトを8方向に動かすまでの手順を紹介しています。

確認環境
  • Windows11 22H2
  • Godot v4.1.1

WASD&方向キーで8方向に動かす動作サンプル

動作サンプルページ

WASD&方向キーで8方向に動かす

トップダウン視点の2Dゲーム向け、WASD&方向キーでオブジェクトを8方向に動かすまでの手順になります。

「プロジェクト設定」「インプットマップ」にて「W」「A」「S」「D」または「方向キー」のアクションを登録しておきます。

インプットマップを登録しておく
インプットマップを登録しておく

シーンのメインとなるノードに「CharacterBody2D」を追加します。

メインとなるNodeにCharacterBody2Dを追加する
メインとなるNodeにCharacterBody2Dを追加する

追加した「CharacterBody2D」のノードにスクリプトをアタッチして以下のコードを貼り付けて保存します。

extends CharacterBody2D

class_name TopDownController

@export var speed = 500

var direction : Vector2

func _process(_delta):
	pass

func _physics_process(_delta):
	direction = Input.get_vector("move_left", "move_right", "move_up", "move_down")
	velocity = direction * speed
	move_and_slide()

追加した「CharacterBody2D」の子ノードにプロジェクトにデフォルトで入っているGodotアイコン画像を追加します。

「CharacterBody2D」「Sprite2D」というノードを追加します。

ノードが追加されたら「Sprite2D」の「インスペクター」パネルにある「texture」 <空> となっていますので、そこにGodotアイコン画像(icon.svg)をドロップして適用します。

Sprite2DにGodotのアイコン画像を適用する
Sprite2DにGodotのアイコン画像を適用する

ここまでの操作で、Godotのアイコン画像をプレイヤーオブジェクトとし、シーン内をWASDまたは方向キーで8方向に動かせるようになります。