PowerShell | ファイルやフォルダーを移動するコマンド「move」
Windows PowerShellまたはコマンドプロンプトにてファイルやフォルダーを移動するコマンド「move」の使い方を紹介しています。
Windows10 Pro 20H2
PowerShell 7.1.3
moveコマンドの基本
move 対象 移動先
上書きを許可する場合はForceパラメータを付けます。
move 対象 移動先 -Force
ファイルを移動する
ファイルの移動はWindows PowerShell、コマンドプロンプト共に「move」というコマンドにて実行する事が可能です。
move aaa.txt dir
デスクトップにある特定のファイルを階層下ディレクトリに移動した場合の実行結果は以下のようになります。
moveでファイルを上書きする
PowerShellの場合はデフォルトでは移動先に同名のファイルが存在している場合は「既に存在するファイルを作成することはできません。」と表示され移動はキャンセルされます。
moveを使って移動先のファイルを上書きするには、Forceパラメータを付与します。
move aaa.txt dir -Force
コマンドプロンプトの場合、移動先に同名のファイルが存在している場合、上書きの確認が表示されます。
この場合、Y(Yes)またはN(No)で決定します。
フォルダーを移動する
フォルダーの移動もWindows PowerShell、コマンドプロンプト共に「move」というコマンドにて実行する事が可能です。
move move dir1 dir2
特定のディレクトリを階層下のディレクトリに移動した場合は以下のような結果となります。
moveでフォルダーを上書きする
PowerShellの場合はデフォルトでは移動先に同名のフォルダーが存在している場合は「because a file or directory with the same name already exists.(同じ名前のファイルまたはディレクトリがすでに存在するためです。)」と表示され移動はキャンセルされます。
moveを使って移動先のフォルダーを上書きするには、Forceパラメータを付与します。
move aaa.txt dir -Force
コマンドプロンプトの場合、移動先に同名のフォルダーが存在している場合、上書きの確認が表示されます。
この場合、Y(Yes)またはN(No)で決定します。
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