Python | 除算の計算と余りを取得する方法
Pythonのメソッドを使っ判定する方法とサンプルコードを紹介しています。
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Python python-3.11.1
演算子で除算の結果と余りを取得する
Pythonで演算子を使って除算の結果と余りを取得する方法になります。
余り値を用意する場合、除算の計算結果は、整数である必要があるため「math」モジュールのfloor()
関数で少数以下を切り捨てます。
また、別で除算した余り値を計算、取得します。
サンプルコードでは以下の流れで処理を記述しています。
- /演算子で数値を除算する
- math.floor()関数で少数以下を切り捨てて取得する
- %演算子で除算した場合の余りを取得する
以下のサンプルコードでは10を3で割った結果と余りを取得しており、結果は「3余り1」となります。
import math
# 除算、math.floor()で少数以下を切り捨て
result = math.floor(10 / 3)
# 余りを取得
remainder = 10 % 3
print(result, remainder)
# 3 1
divmod()関数で除算の結果と余りを同時に取得する
また、divmod()
関数を使って除算の結果と余りを同時に取得する事も可能です。divmod()
関数は第一引数に指定した値を第二引数で指定した値で除算し、少数以下を切り捨てた計算結果と余りをタプル型で取得します。
以下のサンプルコードでは10を3で割った結果と余りを取得しており、結果は「3余り1」となります。
# 除算の結果と余りを取得する
result = divmod(10, 3)
print(result)
# (3, 1)
除算の結果と余り値を個別の変数で取得する場合は、以下のように記述する事ができます。
# 除算の結果と余りを取得する
result, remainder = divmod(10, 3)
print(result, remainder)
# 3 1
divmod()
関数の「div」の部分は「Division(除算)」の略、「mod」は「modulus(係数)」の略を意味します。
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