Visual Studio Code | 選択文字列の大文字、小文字を変換する

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Visual Studio Code | 選択文字列の大文字、小文字を変換する

Visual Studio Code(VScode)で選択した文字列の大文字を小文字に、小文字を大文字に変換する手順、また選択した文字列にある単語の最初の文字を大文字にする手順を紹介しています。

コマンドから大文字、小文字を変換する

選択した文字列の大文字を小文字に変換する

選択した文字列の英字を大文字から小文字に変換するには、対象の文字列を選択した状態でコマンド「Transform to Lowercase(大文字を小文字に変換する)」を実行します。

選択した文字列の小文字を大文字に変換する

選択した文字列の英字を小文字から大文字に変換するには、対象の文字列を選択した状態でコマンド「Transform to Uppercase(小文字を大文字に変換する)」を実行します。

単語の先頭の文字を大文字に変換する

選択した文字列にある単語の先頭の文字を大文字に変換するには、対象の文字列を選択した状態でコマンド「Transform to Titlecase(先頭文字を大文字に変換する)」を実行します。

この機能は選択した文字列にスペースやカンマで区切られた単語が複数あれば、すべての単語にたいして有効となっています。

VScode、先頭文字を大文字に変換

ショートカットキーから大文字、小文字を変換する

「Transform to Lowercase(大文字を小文字に変換)」「Transform to Uppercase(小文字を大文字に変換)」はデフォルトではどちらもショートカットキーが割り当てられていません。

ショートカットキーで操作するには各コマンドに空いているキーバインドを割り当てます。

Transform to Lowercase
大文字を小文字に変換
editor.action.transformToLowercase
Transform to Uppercase
小文字を大文字に変換
editor.action.transformToUppercase
Transform to Titlecase
先頭文字を大文字に変換
editor.action.transformToTitlecase

「keybindings.json」で設定する場合は、それぞれのコマンドを以下のように指定していきます。

機能上、エディター内かつ文字列を選択している状態でしか使いませんので、when(いつ)には「editorHasSelection」と「editorTextFocus」を指定しています。

[
	{
		"key": "キーバインド",
		"command": "editor.action.transformToLowercase",
		"when": "editorHasSelection && editorTextFocus"
	},
	{
		"key": "キーバインド",
		"command": "editor.action.transformToUppercase",
		"when": "editorHasSelection && editorTextFocus"
	},
	{
		"key": "キーバインド",
		"command": "editor.action.transformToTitlecase",
		"when": "editorHasSelection && editorTextFocus"
	}
]