5Gをパソコンで使う為に必要なもの、5G対応パソコンとは

2023-06-02ネット回線,PC

5Gをパソコンで使う為に必要なもの、5G対応パソコンとは

ゆくゆくは5G回線が固定回線の代わりになる時が来るという考えで、固定回線・携帯通信事業者の契約を考慮してきました。

今更というか、あまり深く考えていなかったというか、ふと、今使っているノートパソコン、デスクトップパソコンは5Gが使えるのか、という疑問を持ちましたので調べた結果を紹介していきます。

5G対応PCは必要なのか?既存のPCでも対応できるのか

使っているパソコンを移動通信システムである5Gに対応させるのに、無線LANルーターを5Gに対応したものを用意するだけ、という印象をフワッと持っていただけでしたが、最近になって5G関連のキーワードでパソコン・ノートパソコンを調べると「5G対応PC」というものが多く見つかりました。

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中には「世界初」「ついに登場」などの言葉もありましたので、パソコンで5Gを利用するにはスマートフォンと同様に5G対応モデルを購入しないといけないのか、調べる必要が出てきました。

結論的にはパソコンで5G回線を利用するには別途5G対応パソコンを購入する必要はなく、5G対応の(モバイル)ルーターを使えばノートパソコン・デスクトップパソコンでも5G回線は利用できそうです。

ただ、5Gの回線速度を十分に発揮するにはルーターとあわせて、Wi-Fi 6に対応したパソコンまたはWi-Fi子機を接続したパソコンが必要になりそうです。

5G対応パソコンとは

5G対応パソコンとは、4Gと5Gに対応したSIMスロットが付いているパソコンで、ルーターを経由せずに5G回線を使えるといったメリットがあります。

基本的にはノートパソコンがメインという事になりそうですが、本格的に5G時代に突入して、光回線と同レベルで一般的になればデスクトップパソコンでもSIMスロットが付いている商品も多く登場するかもしれません。

今後、一般的になっていくのであれば、パソコン購入時の選択する条件のひとつにはなりそうですが、5G対応という部分が結構価格に影響しているようですので、現状では5G回線を絶対に使うという前提でな限り、なかなか選べなさそうではあります。

いくら5G回線が利用できて通信速度が上がっても、他のスペックが足りなければモッサリパソコンになるのは当然で本末転倒です。
せっかく長く使えそうな5G対応パソコンを検討するのであれば、CPU、メモリ、容量、ビデオカードなどもそれなりのものを選んだ方が良いかと思います。

5G対応ルーターと無線LAN子機

5G回線契約と5G対応ルーターを用意すれば5Gでパソコンを使えます。
また、ルーターではなくスマートフォンからテザリング機能を使う事も可能。

多くのノートパソコンの場合は、内蔵無線LANですがルーターやスマートフォン経由の場合は別途無線LAN子機はおそらく不要。
ルーター経由ではなく直接的に5G回線を受信して使いたい場合は、5G対応パソコンが必要になります。

無線LAN子機について調べると、5GHz対応のものが5Gと略されて表示されている商品ページなども多く、混乱してしまいますが、5GHzと5Gは別モノです。

※検証できる環境が整っていないため、単純に調べた結果のものです

ドコモのhome 5Gプランとルーター

2021年5月現在では、ドコモのhome 5Gというプランとルーターが発表され話題になっています。

光回線の本丸がNTTなので、正直ドコモが固定回線代わりになるプランを用意してくるとは思っていませんでした。

ドコモのhome 5Gは携帯と同じく移動通信システムではあるものの、利用可能な場所(住所)を限定されており固定回線のような利用用途となっています。
プラン料金は月額4,500円(税込4,950円)ということなので平均的な光回線の月額より少しだけ安くなっているのではないでしょうか。

とわいえ、現状では通信制限なども曖昧な部分がありますし、よほど5G通信を利用したい理由が無い限り、利用可能な場所が限定されていて月額が大差ないのであれば光回線を継続するのが現状ベストとも言えそうです。

楽天モバイルの5Gプランとルーター

ドコモだけでなく、auやSoftbank、楽天モバイルも5G通信対応のルーターは登場してきており、今後は固定回線の代わりとなる選択肢は多く登場しそうです。

当方が利用している楽天モバイルで考えると、現行プランのUN-LIMITがそのままモバイルルーターでも利用でき、テザリングを含め通信量は無制限となっています。

UN-LIMITでは使った通信量に応じた段階的な料金プランとなっていますが、固定回線の代わりに使うのであれば基本は最大の2,980円(税込3,278円)という事になるでしょう。
ただ、旅行や出張など一時的に使わない時期があった時に停止や解約をせずに、その期間は0円になるというメリットもあります。

ドコモのhome 5Gは十分に目を引きますが、光回線の料金と大差なく外出時に持ち出す事もできません。

5Gエリアが整ってきた時を前提にして、料金面を主軸に光回線から乗り換えるメリットを考えた場合、独り身としては現状は楽天モバイル一択、と考えております。
家族ならhome 5G、25歳以下ならSoftbank Airも魅力的でしょうか。

現在、楽天モバイルの主力モバイルルーターとなっているRakuten WiFi Pocketは5G通信には対応していませんので注意です。

Rakuten WiFi Pocketはポイント還元を考慮すれば実質0円で購入できるので損するという事はありませんが、5G通信エリアが広がってきた際には再度5G対応ルーターを準備する必要があります。
言っても、Rakuten WiFi Pocketは入荷ー即完売を繰り返しており、いつ見ても在庫切れ状態ですが、、

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Posted by Yousuke.U