Google スプレッドシート | Export Sheet Dataの使い方
Google スプレッドシートで作成したデータをJSONやXMLデータに変換して出力することが可能なGoogleスプレッドシートのアドオン「Export Sheet Data」の使い方やオプション設定について紹介紹介しています。
アドオン Export Sheet Dataとは
Export Sheet Data – G Suite Marketplace
「Export Sheet Data」を上記ページのインストールボタンよりインストール可能です。
「Export Sheet Data」はGoogleスプレッドシートで作成したデータを、全てのシートまたはシート単位でJSONデータまたはXMLデータに変換して出力します。
作成されたXMLまたはJSONデータは直接ブラウザに表示してコピーするか、ファイルとしてダウンロードすることも可能です。
また、様々な形式で出力されるXMLまたはJSONデータの出力フォーマットを選択することができます。
Export Sheet Dataの使い方
「Export Sheet Data」を使うには、Googleスプレッドシート上部メニューにある「アドオン」ー「シートデータのエクスポート」ー「サイドバーを開く」を選択するとエクスポートメニューが表示されます。
オプション設定を指定して「Visualize」を選択すると変換したデータが作成され表示されます。
オプション設定を指定して「Export」を選択するとデータファイルが作成され表示されます。
このデータファイルもWEBで直接閲覧、コピーすることが可能です。
Export Sheet Dataの設定オプション一覧
Format
Export Format | 出力データタイプの選択 ・JSON ・XML |
Export Folder | ファイル出力先 ・Default ・Custom |
Export Sheet(s) | シートデータの選択 ・All sheet(全てのシート) ・Current sheet only(表示中のシート) ・Custom(シート選択) |
General
Replace existing file(s) | 重複した出力ファイルの削除 |
Newline elements | 書式設定時に改行を使用 |
Unwrap single row sheets | 単一行のシートを開く |
Collapse single row sheets | シート名をキー名にする |
Ignore empty cells | 空のセルを無視する |
Advanced
Nested Elements | 特定の書式設定を使用して、ネストされた要素をエクスポートする |
Minify data | 圧縮設定 |
Include first column | 各行要素の名前として使用することに加えて、最初の列を個別の要素としてエクスポートする |
Ignore prefix | 指定したプレフィックスを使用するキーを持つ列、最初の値が指定されたプレフィックスで始まる行をエクスポートしない |
Unwrap sheet prefix | 指定したプレフィックスを使用するシートをアンラップする |
JSON
Force string values | エクスポートされた数値を強制的に文字列にする |
Export cell arrays | セルにコンマが含まれている場合は、セルの内容をJSON配列としてエクスポートする |
Export sheet arrays | シートのコンテンツをJSONオブジェクトの配列としてエクスポートする |
Export value arrays | 列が1つしかない場合は、シートの内容をJSON値の配列としてエクスポートする |
Advanced JSON
Export contents as array | コンテンツを未加工のJSON配列としてエクスポートします。 |
Export cell objects | セルの内容が中括弧で囲まれている場合はJSONオブジェクトとして、大括弧で囲まれている場合はJSON配列としてエクスポートする |
Empty value format | 空のセルをエクスポートする値 ・空値 ・"null" |
Null value format | nullの文字列値を持つセルにエクスポートする値 ・空値 ・"null" |
Array separator character | JSON配列をエクスポートするときに要素を区切るために使用される文字を指定する |
Array prefix | 指定したプレフィックスを使用してキーを持つ列のシートまたはセルを強制的にJSON配列としてエクスポートする |
Nested Array prefix | 指定したプレフィックスを使用した名前のシートを、ネストされた要素の配列としてエクスポートするように強制する |
良く使う設定オプション
出力するJSONファイルの利用先が汎用的なものであれば、殆どの設定は変更しなくても大丈夫だと思います。
個人的に良く使う設定オプションを紹介します。
出力するシートデータを現在開いているデータのみに
「Format」の「Export Sheet(s)」で「Current sheet only」を選択する。
チェックを入れると1列目をキー名にしない
「Advanced JSON」の「Export contents as array」にチェックを入れる。
他の設定でもできるかも。
出力データを圧縮する
「Advanced」の「Minify data」にチェックを入れる。
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