Gmail | スマート機能のまとめ 必要か不要か・ほか
Gmailで実装されてスマート機能が実装されて一ヶ月が経ちましたので、改めてスマート機能でできるようになること、オフにすると利用できなくなる機能をまとめておきます。
実装後に新規Gmail作成されたアカウントは自動的にONになっている事を確認しましていますが、作成済みのアカウントだった場合は実装時にオンにするかオフにするかの選択がありましたので、そのままオフにしての利用を続けています。
改めて、スマート機能でできるようになること、オフにした時にできなくなることを確認すると、やはり結果としてプライバシー保護の観点をメインとした機能群だという事がわかります。
もちろん「スマート機能」自体はGmailを便利にするための新機能として作られたものと思われますが、今のプライバシー保護問題の流れから、ユーザー毎の承諾を得る必要があったのでこの形になったものと思われます。
追加された機能、変更が加えられている機能は全て、ユーザーのGmail内でのアクション情報が必要な機能となっており、オフにすることでプライバシーは最大限に守られるようになったという事でしょう。
スペルチェックなんかは、プライバシーとか関係ない気もしますけど、造語的な単語も複数回使うことでスペルチェックに引っかからなくなる、といった感じなのかもしれません。
スマート機能で新たにできるようになること
スマート作成
メールを作成時に予想されたメッセージの候補を表示する機能。
また、そのカスタマイズ設定の利用。
アクションの提案
過去の操作履歴を参照して受信トレイの上部に過去のメールが表示され、返信やフォローアップの提案を表示する機能。
スマート リプライ
返信文の候補を表示する機能。
スマート機能でできなくなること
今までGmailで利用できていた機能の一部はスマート機能をオンにしないと利用できなくなっています。
ソーシャル・プロモーションの自動振り分け
メールリスト上部のタブにて「新着」「ソーシャル」「プロモーション」に自動で振り分けらる機能。
スマート機能をオフで、振り分けは解除され上部タブも消えます。
重要マークの自動付与
操作の履歴に基づいて自動でメールに重要マークを付ける機能。
フィルタが適用されたメール
上記、重要マークの自動付与と合わせて、フィルタ設定にてメインの受信トレイから除外されたメールのうち自動で重要メールと判断されたものを受信トレイに表示する機能。
重要メールのみのデスクトップ通知
重要メールの自動付与機能が無効となるため、重要メールのみのデスクトップ通知は利用不可になります。
デスクトップ通知は
文法・スペルチェック、自動修正
メール作成時の文法の修正案の表示、スペルチェック、自動修正機能。
スマート機能は必要か不要か
スマート機能が実装されオフにしたまま一ヶ月経過して、その間のメールの送信や返信回数は0回な主にメールチェックするくらい自分の用途では特に不便さは感じません。
Gmailでのプライバシー保護云々自体は全く気にしていませんが、逆にソーシャル・プロモーションの自動振り分けと上部タブがなくせるようになった事で感謝するくらいです。
個人的には特にスマート機能は不要かな、と判断しています。
ただ、仕事で活用していたりメールの作成を頻繁に行うユーザーにとってはスマート機能には有用な機能も含まれていると思われるため、不要とは限らず、あった方が効率が良い部分もありそうです。
というように、スマート機能をオフにしてもGmailが使い物にならなくなるような事は全然なく、オンにしていれば便利さが少し増すくらいです。
プライバシー保護の観点から気にするべきか
上記のとおり、個人的には必要のない機能であることと、ソーシャル・プロモーションの自動振り分けが無くせることがスマート機能をオフにしている主な理由で、プライバシー保護の観点からは特に気にしていないタイプではあります。
確かにメールのやりとりは、受信メール・送信メールともに様々なコンテンツのアカウントのIDやパスワードを始め、個人情報まで重要な情報が含まれることがあります。
いっても、アカウントのID・パスワードなんかはブラウザの保存機能を愛用していますし、今更もう感もあるんですよね。
ブラウザのパスワード保存機能は、自分で簡単に覚えられて簡単に入力できるパスワードを使うよりはよっぽど安全だと考えていますし、逆にパスワード保存機能はパスワード漏洩の発見にも繋がりますので、十分に利用価値が高いという認識です。
普通に考えてメール本文も迷惑メールを振り分けたりプログラム上で機械的にか処理していないでしょうし、誰かが見ていることなんてチョット考えられませんが、プライバシー保護云々が「誰かに見らてれたら恥ずかしい」って話のレベルなら、もうどこのメール機能もショートメールもLINEもビデオ通話もできないよね、という状況に陥ります。
どこまでプライバシー保護を重要視するかは、人それぞれですが、個人的にはクレジットカード情報と電話番号、正確な住所なんかが含まれる情報を登録しているサービスのみ、できる限りセキュリティを意識しておけば良いかな、としています。
ガバガバ派って感じになってしまいましたが、実際はLINとかはあまり使いたくなくて常時切断しており、どうしても必要な時にだけ使ってたり、どうでも良いサービスに登録するときの個人情報は普通に嘘書いたりしてますがけどもー。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません