コマンドプロンプトで正規表現を扱う簡単なサンプルコード
以下は、コマンドプロンプトで正規表現を扱う簡単なサンプルコードです。
@echo off
setlocal
REM 正規表現パターン
set pattern=^A.*B$
REM 検索対象の文字列
set string=ABCDEF
REM 正規表現による検索
echo %string%| findstr /r "%pattern%"
endlocal
このサンプルコードでは、set pattern=^A.*B$
の行で正規表現パターンを定義しています。ここでは、A
で始まりB
で終わる文字列にマッチする正規表現を指定しています。
次に、set string=ABCDEF
の行で検索対象の文字列を指定しています。
最後に、echo %string%| findstr /r "%pattern%"
の行で、指定した文字列と正規表現パターンのマッチングを行っています。findstr
コマンドは、正規表現による検索を実行するためのコマンドです。マッチする場合は、マッチした行が出力されます。
上記のコードを実行すると、ABCDEF
が^A.*B$
にマッチするため、ABCDEF
が出力されます。もしマッチしない場合は、何も出力されません。
このサンプルコードは、Windowsのコマンドプロンプト(バッチファイル)で正規表現を扱う基本的な方法を示しています。ただし、正規表現の機能は限定的であり、より高度な正規表現操作を行う場合には、別のプログラミング言語やツールを使用することをおすすめします。