バッチファイルでログを出力するには
バッチファイルでログを出力するには、テキストファイルにログ情報を書き込むことが一般的です。以下に、バッチファイル内でログを出力する方法の基本的な手順を示します。
- バッチファイル内でログファイル名とパスを指定します。
- ログを書き込むためのコマンドを使用して、ログファイルに情報を追記します。
以下は、上記手順の実例です。
@echo off
setlocal
REM ログファイル名とパスを指定
set "LogFile=mylog.txt"
REM 現在の日時を取得してログ情報を作成
for /f "tokens=1-3 delims=/ " %%a in ('echo %date%') do set "datestamp=%%c-%%a-%%b"
for /f "tokens=1-2 delims=: " %%a in ('echo %time%') do set "timestamp=%%a%%b"
set "loginfo=[%datestamp% %timestamp%] "
REM ログ情報をログファイルに追記
echo %loginfo%Starting process... >> %LogFile%
echo %loginfo%Performing task 1... >> %LogFile%
echo %loginfo%Task 1 completed. >> %LogFile%
echo %loginfo%Performing task 2... >> %LogFile%
echo %loginfo%Task 2 completed. >> %LogFile%
echo %loginfo%Process completed. >> %LogFile%
endlocal
このバッチファイルは、ログファイル(mylog.txt
)にタイムスタンプ付きで各タスクの進行状況を記録します。ログファイルはバッチファイルと同じディレクトリに保存されます。
ただし、この方法は基本的なログ記録の手段であり、高度なログ管理や解析が必要な場合には十分ではありません。より高度なログ機能やログローテーションなどを必要とする場合は、外部のログ管理ツールやスクリプト言語を検討することもあります。