正規表現でのプレフィックスについて
正規表現(正規表現パターン)において、プレフィックスは文字列の先頭に位置するパターンを指します。プレフィックスは、マッチングの際に文字列の先頭部分と一致する必要があることを意味します。
正規表現でのプレフィックスを表現するためには、特定のメタ文字を使用します。以下によく使用されるメタ文字とその説明を示します:
- ^(キャレット): 文字列の先頭にマッチします。例えば、^abcは、文字列が "abc" で始まる場合にマッチします。
^
(キャレット): 文字列の先頭にマッチします。例えば、^abc
は、文字列が "abc" で始まる場合にマッチします。
- \A: 文字列の先頭にマッチします。^と同様に、文字列の先頭でのみマッチしますが、マルチラインモードでのマッチングにおいても一貫して使用されます。
\A
: 文字列の先頭にマッチします。^
と同様に、文字列の先頭でのみマッチしますが、マルチラインモードでのマッチングにおいても一貫して使用されます。
以下にいくつかの例を示します:
- ^abcは、文字列が "abc" で始まる場合にマッチします。例: "abcdef"(一致する), "xyzabc"(一致しない)
^abc
は、文字列が "abc" で始まる場合にマッチします。
- 例: "abcdef"(一致する), "xyzabc"(一致しない)
- \Aabcも、文字列が "abc" で始まる場合にマッチします。例: "abcdef"(一致する), "xyzabc"(一致しない)
\Aabc
も、文字列が "abc" で始まる場合にマッチします。
- 例: "abcdef"(一致する), "xyzabc"(一致しない)
プレフィックスは、文字列の先頭に制約を加えたい場合に便利です。ただし、プレフィックスがマルチラインテキストの各行の先頭に対応する場合は、マルチラインモード(/m
フラグ)を正規表現に追加する必要があります。