ChatGPTで記事の要約を作成する

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ChatGPTで記事の要約を作成する

ChatGPTでブログ記事からmeta descriptionに使う要約を作成します。

meta descriptionに使う記事の要約文を作成する

meta descriptionはページのhead内に記述する記事の説明文です。
現在のSEO効果は不明ですが、Googleの検索結果の抜粋に利用される事はあります。

WordPressの場合、自分で編集しない限りは、通常記事の冒頭から適度な文字数で切り取ったテキストが挿入されています。

ブログ記事を作成している人であれば、多くの人は、このmeta descriptionに入れる文章をChatGPTで生成しようという事を考え、または実践しているのではないでしょうか。

AI用語で使われているプロンプト、回答の指定方法ですが、これには決まったルールはありません。
ChatGPTでは、大抵は希望に沿った結果が得られるので悩む事も少なくて良いですよね。

ただ、meta descriptionに長過ぎる要約文を含めるのは、デメリットとなる可能性があるにはあるため、希望の文字数に収めたいところです。

文字数は、英語ではスマホで50文字、PC150文字程度が推奨されていますが、日本語ではスマホ80文字、PC120文字程度が推奨されていたりします。
おそらく検索結果に表示される文字数を元に推奨しているものですが、これはPC・スマホの差に限らず、例えばPCでも80文字程度しか表示されていなかったり、Googleの検索結果のデザイン変更で変動してきていますし、完全に環境依存だったりするので割りと適当で良いと思います。

GPT-3.5までのモデルの場合、文字数を指定しても結構無視されて、それより多くの文字数のテキストを生成してしまいます。
文字数もそうですが、GPT-3.5だと日本語指定しないと英語になってしまうケースも多うです。

内容的にもmeta descriptionに使う要約を作成する場合、可能であればGPT-4モデルを使った方がより良い結果になる事を確認しています。

例えば、以下のような指定をして、記事のテキストを貼り付ける事で要約文をChatGPTで生成する事ができます。

「以下の文章からmeta descriptionに入れる要約を120文字程度で作成して下さい。」

上記の指定プロンプトで、適当に選んだ記事ページをChatGPTで生成した要約文は以下のようになりました。

AtomユーザーがVSCodeを使ってみた感想と比較、ぐうの音も出ない | ONE NOTES の要約

「VSCodeとAtomの比較:VSCodeは起動時間が短く、CPU負荷が低く、メモリ使用量が少ない。リモート通信が安定し、コード整形や文法チェックが容易。情報量も豊富で使い勝手が優れる。」

JavaScript | 文字が降るアニメーションサンプル | ONE NOTES の要約

「文字が降るJavaScriptアニメーション。カスタマイズ可能なオプションで文字の種類、色、落下速度、サイズ、角度、回転、発光を変更できます。簡単に実装し、多彩な表現が可能です。」

結果は上々なのですが、画像なんかは貼り付け時に無視されるで良いとはいえ「記事部分をコピペ」するという作業が面倒です。
数が多い場合は、PHPとかJavaScriptなどで、本文かつ文章のブロックのみを取得するスクリプトを書いた方が良いかも知れません。