Gmail | 転送の設定方法やフィルタ、転送先で返信した場合の挙動など
この記事では、転送機能の使い方について転送先の設定方法やフィルタでの指定・除外、転送先から返信した場合の名前やメールアドレスがどうなるかなどをまとめて紹介しています。
Gmailが転送されているか確認する
Gmailの機能で転送を設定した場合は約3日間「メールをxxx@xxx.com に転送しています。」と案内が表示されます。
それでも3日間なので見落とすこともあるかもしれませんし、Gmailは転送後も未読メールとして残すことが可能です。
知らない間に他人や友人、あるいは家族や恋人受信メールを転送する設定されているのかもと、もし不安を感じた場合は転送されているかどうかチェックすると良いかもしれません。
Gmailが他のメールアドレスに転送設定されているか確認するには「設定」ー「メール転送と POP/IMAP」にある「転送」の項目で確認可能です。
この項目で「転送を無効にする」にチェックが入っている場合は転送はされていないことになります。
自身が管理していないアドレスが表示されている場合は、転送がオンになっている状態ですので、見に覚えがない場合は「転送を無効にする」にチェックをいれて解除しましょう。
受信メールの転送を設定する
Gmailの転送設定方法は簡単で「設定」ー「メール転送と POP/IMAP」にある「転送」にてメールアドレスを入力して転送後の状態を選択、変更を保存するだけです。
その後、転送先に「転送元から転送が設定されたこと」の確認のメールが届きます。
不正なメールの送り先に設定されないための許可設定ですね。
これを転送先で許可することで転送設定が完了します。
転送するメールをフィルタする
フィルタ機能に関しては、送信元アドレスや件名、サイズなどの条件の一致・不一致、添付ファイルの有無での条件指定となっています。
このフィルタが転送を許可するフィルタなのか転送を許可しないフィルタなのか説明不足で少々わかりにくいですが「転送を許可する」フィルタになります。
※改めて検証した結果は以下のようになりましたが、該当条件のフィルタで「ラベルが付くどうか、ラベルが付く場合は転送されている」という前提で調べています。
実際の転送としては調べきれていませんのでご了承ください。
From
入力したアドレスと一致するメールアドレスから送信 → 転送する
入力したアドレスと一致しないメールアドレスから送信 → 転送しない
To
転送用のフィルタで使う時なさそう?
件名
「あああ」として「あああ」という件名で送信 → 転送する
「あああ」として「あああ」以外の件名で送信 → 転送しない
「あああ」として「あああ」を含む件名で送信 → 転送しない
含む
「あああ」として「ああああ」という件名で送信 → 転送しない
「あああ」として「ああああ」という本文で送信 → 転送しない
「gmail」としてGmailアドレスから送信 → 転送する
「test」としてGmailアドレスから送信 → 転送しない
含まない
「あああ」として「あああ」という件名で送信 → 転送しない
「あああ」として「あああ」という件名・本文で送信 → 転送しない
「あああ」として「ああああ」という件名で送信 → 転送する
「あああ」として「ああああ」という本文で送信 → 転送する
「gmail」としてGmailアドレスから送信 → 転送しない
「test」としてGmailアドレスから送信 → 転送する
サイズ
次の値より小さい場合を選択して値より小さいメール → 転送する
次の値より大きい場合を選択して値より小さいメール → 転送しない
添付ファイルあり
添付ファイルありのメール → 転送する
添付ファイルなしのメール → 転送しない(ファイルなしで転送?)
本当にややこしいですが、一般的な転送の用途として
特定のメールアドレスからのみ転送する
「From」に転送したいメールアドレスを入力します。
複数の特定のメールアドレスからのみ転送する
「From」に転送したいメールアドレスを入力したフィルタを複数用意します。
特定のメールアドレスからは転送しない
「含まない」に特定のメールアドレス、またはその一部を入力します。
ラベルの振り分けと共通だからか、ちょっとわかりにくいのと重要にマークされているものかどうかや、既に作成してあるラベルでの指定ができないのは少し不便ですね。
GmailからGmailへ転送できるかどうか
Gmailは同じアドレスにもメール送信できる仕組みですが、転送も別のGmailへ送信できるかどうかですが、できます。
複数のアカウントや仕事とプライベート、スマホとPCで違うアドレスを使っている場合は、転送先に設定することでひとつのGmailアドレスで管理可能になります。
当然ですが、同一のGmailアドレスへは転送設定ができません。
転送されたメールに返信した場合の挙動
転送されたメールを転送先から返信した場合、どういった挙動になるのかきっと気になる部分です。
転送先から返信した場合にも、転送元のアドレス・送信者名での返信になるのであれば、わざわざ返信する際に転送元のメールを使わなくて良くなると喜ぶひとは、私を含め決して少なくないとはずです。
そういればどうなのだろうと、気になったので確認してみました。
確認の為、ひとりで実行する
- 「送信者用」「受信・転送元用」「転送先・返信用」3つのメールアドレスを用意する
- 「受信・転送元用」のアカウントで「転送先・返信用」に転送する設定
- 「送信者用」から「転送先・返信用」にメール送信
- 「受信・転送元用」から「転送先・返信用」にメールが転送される
- 「転送先・返信用」からメールを返信する
- 「送信者用」と「受信・転送元用」で確認する
結果
転送先から返信した場合、相手にメールは正常に届きます。
しかし、返信のメールに記載される送信者名とメールアドレスは「転送先・返信用」のものでした。
また、「受信・転送元用」の方には受信トレイも送信済みトレイも変化はありません。
そもそも転送先での返信時に転送元のアドレスには何もアクションしていないのでしょう。
メールとはそういうものなのかと、考えるとそんな気もしてきましたが、少し残念。
メールの相手から理解を得られている場合は良いですが、そうでない場合はGoogleアカウント名を近いものにしていないと、転送先から返信しても通じないかもしれませんね。
転送元へ転送したら永久ループになるのか
転送元へ再転送を設定したら転送の永久ループになるのかどうか。
試していませんが、転送元への転送は出来ないようになっているはずです。
利用用途が全くない話なので不必要に試す必要はないでしょう。
スマートフォンのGmailアプリでは転送設定できない
スマートフォンのGmailアプリでは転送設定できませんが、スマートフォンからWEB版のGmailにアクセスし、ブラウザのメニューからPC版を表示すれば、見にくいですがスマートフォンからでも転送設定は可能。
スマートフォンユーザーでも2代持ちなど転送設定の需要はありそうですし、いずれはアップデートでアプリ版でも転送設定が可能になるかもしれませんね。
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