マイナポイント | 子供や年配者といった家族の決済サービスをどうするべきか

マイナポイント,行政サービス

マイナポイント | 子供や年配者といった家族の決済サービスをどうするべきか

マイナポイントのキャンペーンに申し込む時に、家族だとネックなのが子供や年配者の家族分のポイントの付与先にする決済サービスをどうするべきか、という問題があります。

未成年なら家族名義の決済サービスに登録できる

子供が未成年なら家族名義の決済サービスをマイナポイントの付与先に登録する事が可能です。

「マイナンバーカードの作成」「マイナポイントの申請」ともに年齢制限はありません。

マイナンバーカードさえ作ればという事にはなりますが、小さい子供の分、例えば赤ちゃんの分のマイナポイントを受け取る事が可能です。

ただ、問題なのは家族名義の決済サービスについて、既に本人が付与先として登録していない決済サービスで申し込む必要があります。

マイナポイントの受取先に決済サービスは電子マネーやクレジットカードなど数多くありますので、何かしら所有しているとは考えられますが、ポイントの使い道や統合のしずらさがあります。

また、20,000円分の利用で付与される5,000ポイントに関しては、20,000円を期間内に自然に利用可能な決済サービスがあるかどうかなど、二人以上のお子さんがいらした場合なんかは少々厳しい条件のようにも感じます。

年配者の方の決済サービスは本人名義しか受け付けていない

逆に年配者の方のマイナポイントの付与先にする決済サービスは、本人名義しか受け付けていません。

最近はパソコンやスマホ・IT機器に驚くほど長けている年配の方も多いようにも感じますが、世代によっては全く知識がない事も仕方ないものです。

電子マネーどころかクレジットカードも無縁だった場合、マイナンバーカードですら自分では取得できない事でしょう。

当然、マイナンバーカードの作成やマイナポイントの申請は家族が手伝ったり代理で行う事が可能ですが、肝心のマイナポイントの付与先はどうするのか難しいところです。

未成年の家族であれば、マイナポイントの付与先に他の家族名義の決済サービスを指定できますが、そうでない場合は本人名義の付与先しか受け付けていません。

この場合、年配の方の本人名義で既に利用しているであろう決済サービスは銀行系、JAやゆうちょあたりが馴染みがあって本人の理解が得やすそうです。

とは言え結局、ゆうちょPayなどが必要ですし、面倒な事には変わりないので、だったらポイントの使い道に困るかもしれない決済サービスより、ポイントの利用しやすさ、かつ簡単に作成できる決済サービスを本人名義で作成してしまった方が良いかもしれません。

第3弾マイナポイントキャンペーンなどを待つという手もありかも?

マイナポイントの予算は相当分、確か第2弾のマイナポイントキャンペーンでは到底使い切れない人数分の金額で組まれていたハズです。

となると、必然的に第3弾は必要になりますし、第2弾の時より損になるという設計にはならないハズです。
勿論、第1弾で申請した方が第2弾で申請した人より損という事にはなりませんでしたし、逆もしかり。

例えば家族間であれば、マイナポイントの付与先を家族の誰かの決済サービスで一括指定できるシステムになってくれると便利なんですけど、どうでしょう。

というより今回はマイナポイントキャンペーンのひとつで、せっかく「公金受取口座の登録」があるのですから、そこに現金で振り込んでくれればー、と思った人はきっと少なくない。