1kwh当たり7円の補助は大きい?ソーラーパネルのペイは延びるけど

2023-04-28電気料金,光熱費

1kwh当たり7円の補助は大きい?ソーラーパネルのペイは延びるけど

政府による電気・ガス料金の負担軽減策がわかってきました。

どうやら電気料金については1kwh当たり7円の補助程度となるようですね。
都市ガスは1㎥あたり30円相当とのことですが、LPガス(プロパンガス)については不明。

1kwh当たり7円の補助は大きい?

電気料金の高騰対策は節電とセットにしないと節電対策の逆をいきそうですので、こういった補助の仕方は予想外でした。

課税後に7円引くのか課税前に7円引くのかなど、どういった計算方法になるかで多少変わりますが、単純に電気の使用量に応じて1kwh当たり7円を割り引くのであればわかりやすい。

補助として大きいかどうか、有難いかどうかは個人差、家庭の違いによって差はありますが、個人的にはかなり大きいと感じています。
ガソリン代と違って、電気料金は、ほぼ全ての家庭で同じように恩恵があるところも良いですね。

ポイントってことはなさそうなのかな?(中部電力は自由料金メニューじゃないとポイント貰うも使うもネック過ぎる)

YouTubeのコメント、はたまたヤフコメなんかを見れば、補助より電気料金にかかる税金を停止するべき、との声で溢れていそうですが、少なくとも現状の電気料金と値上がり予想を考慮しても10%の消費税がなくなるより1kwh当たり7円の補助の方がずっと大きいかと。

燃料費調整額と再エネ賦課金を除いた電気料金が1kwhあたり70円を超える日が来たら逆転しますが、値上がりは基本的に燃料費調整額だと思われますので、起こりえないでしょう。
燃料費調整額と再エネ賦課金は課税されませんので電気料金が高騰しても消費税は変わらない。

ソーラーパネルの発電設備費用の回収期間は延びる

もちろん、電気料金が安くなればそれが一番ですが、電気料金の高騰を見込んで始めた自家利用目的のソーラー発電。

かかった費用をペイする期間は電気料金が安くなることで、延びてしまいます。

今だと、1kwh発電すると36円~38円程度で費用がペイできている計算になります。
このまま高騰すれば40円、45円くらいまで発電量1kwhあたりの価値が高まりそうでしたが、補助が出ることで7円下がります。

当方は電気使用量の一部を賄っている程度ですので、電気料金が下がるのがベストですが、少しだけ複雑な気持ちですね。

ほぼ100%をソーラー発電で賄っている場合は補助金の恩恵は受けられないから、もっと複雑な気持ちなのかな。
冬場の電気使用量をすべて賄うソーラー発電設備って相当なものですけど。

都市ガスは1㎥あたり30円相当、プロパンガスは?

都市ガスの補助金予定は1㎥あたり30円相当とのこと。

我が家はプロパンガスですので、どうなるのかは不明ですが、この1、2年での値上げ幅は1㎥あたり300円くらいにまでなっていますので、30円では焼け石に水です。

スーパー銭湯も値上がりしているので難しいですが、安いままの源泉系の温泉施設が近くにあれば下手すると家で入るのと変わらなくなっていそうです。

例年でも冬場はお風呂沸かして追い炊きも使ってとしていると(IHも込みですが)1か月のプロパンガス料金は1万円超えてるので、今年は同じように使ったら2万円弱は必要になりそうです。

となると、500円の入泉料なら30回はお風呂入れる事になりそうな。