エックスサーバー | ads.txt設定とは、追加や編集方法
昨年11月7日からエックスサーバーでads.txtの設置・編集機能が実装されています。
主に、Googleアドセンスの利用でads.txtの設置を必要とするのですが、広告枠も得ていない有料レンタルサーバー側でこういった機能が追加されるのに少し驚きですね。
ads.txtとは
Googleアドセンスを対象に各ASP毎に設定する広告読み込みの厳格化。
コピーされたサイトで勝手に広告が表示されてしまうのを防いだりします。
ads.txt による認定デジタル販売者(Authorized Digital Sellers)の宣言は IAB によるイニシアチブで、コンテンツ内のデジタル広告枠が、そのコンテンツのパブリッシャー(ウェブサイトならばサイト運営者)が認定した販売者(AdSense など)を通してのみ販売されるようにするものです。サイト運営者様は ads.txt を独自に作成することで、自サイトの広告枠の販売者を厳密に管理し、偽の広告枠が広告主に提供されるのを防ぐことができます。
Ads.txt に関するガイド – AdSense ヘルプ
ads.txtの仕組みは
ads.txtは普通のテキストデータで構成されており、各ASP毎に4つのデータフィールドをads.txtに定義していきます。
システムの正規ドメイン名, ASPアカウント情報, アカウントタイプ, 広告システム識別子
- システムの正規ドメイン名
- アカウント情報
- アカウント・パートナー関係のタイプ
- 認証機関での広告システム識別子
システムの正規ドメイン名:
広告がアクセスするシステムの正規ドメイン名
アカウント情報:
ASP毎のアカウント情報
アカウント・パートナー関係のタイプ:
指定可能な値はDIRECT(サイト運営者)またはRESELLER。
RESELLERは広告枠を提供しているアカウント用、通常はDIRECT。
認証機関での広告システム識別子:
ASP毎に固定値で、Googleアドセンスの場合は「f08c47fec0942fa0」となっています。
また、Googleアドセンスでは省略可能とのこと。
Googleアドセンスであれば以下のようになります。
google.com, pub-アカウントID, DIRECT, f08c47fec0942fa0
ads.txt設定からads.txtを追加する
エックスサーバーのads.txt設定からサーバーにads.txtを追加します。
「ads.txt設定追加」から対象のドメインを選択して情報を入力し確認・完了します。
Googleアドセンスの場合、以下の内容になります。
ads.txtの設置場所、サブドメイン毎に設置する必要はありません
ads.txtの設置場所はルートドメイン以下になります。
サブドメインサイトであっても、サブドメイン毎に設置する必要はありませんでした。
「https://sub.1-notes.com/」というサイトであっても「https://1-notes.com/ads.txt」で正常に反映されます。
手動で設置したads.txtの編集も可能
エックスサーバーでads.txtの設置・編集機能は手動で設置したads.txtの編集も可能となっていました。
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