Windows11 | 必要スペック比較、PCがシステム要件を満たしているか確認する

2021-10-14Windows11 システム要件,Windows11

Windows11 | 必要スペック比較、PCがシステム要件を満たしているか確認する

最後のWindowsバージョンとして発表されたWindows10から6年、Windows11が正式に発表されましたね。

Windows10とWindows11の必要スペック比較表

Windows10(32bit または 64bit)とWindows11のシステム要件の比較表です。

※Windows11は64bit版のみになっています

Windows10 32bitWindows10 64bitWindows11
プロセッサ1 GHz以上のプロセッサ
またはSoC
1 GHz以上のプロセッサ
またはSoC
2コア以上の64ビット互換プロセッサ
またはSystem on a Chip (SoC)
RAM1GB以上2GB以上4GB以上
空きストレージ16GB以上20GB以上64GB以上
システムファームウェアUEFI、セキュア ブート対応
TPMTPM 2.0
グラフィックスカードDirectX9以上に対応DirectX9以上に対応DirectX 12以上に対応
ディスプレイ800×600以上800×600以上9インチ以上、1280×720以上(720p)

参考:Windows 11 の仕様 – Microsoft

2コア以上の64ビット互換プロセッサ(CPU)

2コア以上の64ビット互換プロセッサ、またはSystem on a Chip (SoC)を搭載している事がWindows11のシステム要件となっています。

また、CPU、マザーボードがTPM 2.0に対応している必要があります。

「コンピューターの基本的な情報の表示」からCPUの製品名、型番などを調べる事ができます。

また「タスクマネージャー」からもCPUのコア数やスレッド数などの確認する事が可能です。

64GB以上の空きストレージ

64GB以上の空きストレージが必要となっています。

空き容量は「Windows(C:)のプロパティ」「ディスクの管理」「コンピューターの管理」などから確認できます。

UEFI、セキュア ブートに対応しているシステムファームウェア

システムファームウェアはUEFI、セキュア ブートに対応している必要があります。

BIOSのバージョンを調べるには「システム情報」を起動してBIOSモードの項目を確認します。

TPM 2.0に対応しているCPU、マザーボード

TPM 2.0に対応しているCPU、マザーボードを搭載している必要があります。

TPM(Trusted Platform Module)とはセキュリティ機能を提供するモジュールのこと。

TPMが有効かどうかはWindows検索にて「tpm.msc」を検索して実行する事で確認可能です。

また「セキュリティ プロセッサ」の情報からもTPMの仕様バージョンなどを確認できます。

TPMの仕様バージョン

未対応の場合は、なにも表示されません。

無効となっている場合でも、BIOSセットアップからPTT TPM(またはfTPM)を有効にしてシステム要件をクリアできる場合もあるようです。

DirectX 12以上に対応しているグラフィックスカード

DirectX 12以上に対応している必要があります。

DirectXのバージョン確認はWindows検索にて「dxdiag」と検索してコマンドを実行することで確認できます。

9インチ、720p以上のディスプレイの解像度

9インチ以上、720p(1280×720)以上のディスプレイが必要となっています。

ディスプレイの解像度は「Windows設定」「システム」「ディスプレイ」の項目にして確認可能です。

Windows11のシステム要件は厳しめ?

Google discoverで正式発表のタイミングに流れてきた記事では、システム要件は緩い、よほど古いPC以外はアップグレード可能、みたいな内容を目にしていたので安心していましたが、いや、必要スペックの条件は割ときつ厳しい気もしています。

Microsoftが発表したサポート対応CPUは、intel core iシリーズの世代的には第8世代(8000番台)からという事になっています。

Windows Processor Requirements Windows 11 Supported Intel Processors | Microsoft Docs

第8世代のcore iシリーズは2017年末からの販売開始、とわいえ2016年以降のWindows10搭載PCにはTPM 2.0が要件に入っています。
システム要件上でネックになりそうなTPM 2.0、それに対応している第4世代(4000番台)以降からのCPUでも大丈夫そうではあります。

また、CeleronやAtomでも割と新しい型番のものであれば要件は満たせるのでしょう。

i7 980xな私のPCはー、ということでMicrosoftが公式にWindows11互換性チェックアプリ出していましたので試しに使ってみました。

MicrosoftのWindows11互換性チェックアプリを使ってみた

利用しているWindowsパソコンがWindows11に対応可能かどうかをチェックするMicrosoft公式アプリがあります。

以下のページにある「互換性の確認」にある「アプリをダウンロード」からチェックアプリをインストールできます。

新しい Windows 11 OS へのアップグレード | Microsoft

Windows11の互換性をチェックする

知ってます。