Googleアドセンス | Better Ads標準の広告ブロックと影響は?
Googleアドセンスの通知欄にて、7月9日より全ての国のChromeにてBetter Ads標準の広告フィルタが標準化されるという連絡が届きました。
Better Ads標準のグローバルでのサポートについて。7月9日より、Better Ads標準は全世界のGoogle Chromeでサポートされます。広告が Better Ads標準に準拠していないと、Chromeブラウザでフィルタされる可能性があります。
googleアドセンス
Google Chromeがいわゆるアドブロックにデフォルトで対応していくという話は随分前からあり、全ての国のバージョンでBetter Ads標準の広告フィルタが採用されるという情報も昨年には届いていました。
広告の種類とフィルタの条件
広告の種類 | フィルタの条件 |
ポップアップ広告 | 全て |
全画面広告 | 別タブでリダイレクトする広告も含む |
広告密度 | 広告がコンテンツ部分の30%以上を占める場合 |
アニメーション広告 | 点滅アニメーションの場合 |
動画広告 | 音声付きで自動再生する場合 |
カウントダウン付き広告 | 殆どの場合 |
全画面スクロール広告 | 全て |
スティッキー広告 | 画面の30%を超えるサイズ |
Googleアドセンスへの影響は?
Google Chromeのユーザー目線では最高のバージョンアップになる広告フィルタですが、WEB製作者側からすると悪いニュースにも捉えられたりしています。
Better Ads Standardsのフィルタ条件は、本家「Contact Coalition for Better Ads」にて、英語ですがサンプル画像も含めて誰でもひと目でわかる様に丁寧に纏められています。
Googleアドセンスを通常利用しているのであれば、どの広告フォーマットもBetter Ads Standardsのどのフィルタ条件に引っかかる事はないと思われますが「Ad Density Higher Than 30%(広告密度が30%以上)」に関しては注意しておいた方が良さそうです。
Ad Density Higher Than 30%
ページの縦の高さの30%以上を占める広告。広告密度は、モバイルページのメインコンテンツ部分内のすべての広告の高さを合計し、次にページのメインコンテンツ部分の高さの合計で割ることによって決定されます。
広告密度は、ビューポートではなくページのメインコンテンツ部分に対して測定されます。
ページのメインコンテンツ部分には、関連記事を含むヘッダー、フッター、サイトナビゲーションは含まれていません。
ページのメインコンテンツ部分の下にある広告は密度の計算に含まれません。
「スティッキー」広告やインライン広告など、すべての広告フォーマットが広告密度に基づいてカウントされます。各「スティッキー」広告の高さは、この計算の目的で1回カウントされます。
ページのメインコンテンツ部分(ブログなら記事部分)の高さの30%以上を広告が占めると、フィルタ対象となる様です。
コンテンツボリュームの少ないページでも広告を通常通り導入していると、フィルタ対象になるかもしれません。
モバイル全画面は大丈夫か
使っている人は少ないと思われますが、使っているのであればアドセンスのモバイル全画面が「Prestitial Ads」の条件に当たるのかどうかも気になるところです。
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