Google アドセンス | GDPR メッセージの必要性、作成するべきか
Google アドセンスの管理画面にて、GDPR メッセージの作成案内が常時表示されるようになりました。
GDPRは欧州経済領域と英国のユーザーをターゲットにした配信に対して必要となっている同意メッセージですので、日本国内向けのWEBサイトの場合は不要と判断し、とこれまで着手してきていませんでした。
しかし今回、設置する事にしました。
GDPRの同意は日本国内向けのWEBサイトでも必要に
Googleの説明を読む限り、今後は「日本国内向けのWEBサイトでも国外、欧州経済領域と英国のユーザーに対しても公開している状態である以上、設置は義務付けられている。」といった内容であると確認しました。
GDPR メッセージが不要なケースは「Googleアドセンスほか、広告、アクセス解析などのCookie取得などを持つ機能を一切導入していない場合」と「海外全般または欧州経済領域と英国のユーザーからのアクセスを遮断している場合」になりそうです。
GDPR メッセージは、対象地域からのアクセスのみ表示、日本からは非表示
GDPRの同意メッセージは、Google アドセンスでの作成機能を用いなくても設置可能ですが、Google アドセンスで作成した同意メッセージは欧州経済領域と英国といった対象地域からのアクセスのみ表示される仕様のようです。
ですので、無駄に日本からのアクセスに対してGDPRの同意メッセージを表示される事はありません。
日本国内では関係のない法律ですので当然不要な訳でしし、そんな気もしつつ、なかなか確実な情報が見つかりませんでしたが、いくつかそういった内容の話もあり、実際に導入してみて確認しています。
もし、この同意メッセージが日本からのアクセスにも表示されるのであれば設置をギリギリまで見送り、対象地域からのアクセスを遮断する、といった方法を取っていたかと思います。
日本からのアクセスは非表示で良いのかどうか
本当に日本からのアクセスは非表示で良いのかどうか、気になるところですが、グローバルな内容のコンテンツでなければ良い、いや、仮に英語圏向けのコンテンツであっても、日本からのアクセスに対してまで同意メッセージを表示する理由はないとかんがえてます。
しかし、ネットを見ていると同意メッセージを導入している日本語のサイト、コンテンツも少なくないですよね。
当方は、とくに欧米かぶれという訳でもありませんし、Googleが最初から日本を含む対象地域以外は同意メッセージを非表示にしていますので、それに従っておきます。