バッチファイルの chcp 65001 とは
「chcp 65001」は、Windowsコマンドプロンプトまたはバッチファイルで使用されるコマンドの一つです。このコマンドは、コンソールの文字コードページを「UTF-8」に変更するために使用されます。
Windowsのデフォルトのコードページは通常、「ANSI」や「OEM」などのローカルな文字コードページですが、これらのコードページでは多くの非英語の文字や記号を正確に表示できないことがあります。UTF-8は、国際的な文字セットをサポートし、多言語のテキストを表示するのに適しているため、多くの場面で使われます。
「chcp 65001」を実行すると、コマンドプロンプトの文字コードページがUTF-8に変更され、UTF-8エンコーディングを使用したテキストの表示と入力が可能になります。これにより、非英語の文字や特殊記号を含むテキストが正しく表示され、ファイルの読み書きもUTF-8形式で行えます。
ただし、UTF-8を使う場合、コマンドプロンプトのフォントや一部のコマンドは正しく動作しないことがあるため、注意が必要です。また、Windowsのバージョンによっては、一部のコマンドでUTF-8がサポートされていないこともあるため、使い方には注意が必要です。