Microsoft BingにChatGPTが登場、だがしかし!
Microsoft BingにChatGPTが統合されて新しいAIチャットが使えるようになりました。
Microsoft BingでChatGPT版のAIチャットを使うには
結論から言うと私見ですが今現在これを利用する価値は皆無だと判断しています。
ChatGPT版のAIチャットを実装したMicrosoft Bingは「新しい Microsoft Bing」という位置づけで紹介されています。
やれ、順番待ちだ、準備を完了させよう、とか出てきますが、大いなる罠です。
続けると以下のような表示を見つけると思います。
この時点で既に「あ~あ、またか」感が漂っています。
次の操作とは・・・
- PCの場合:WebBrowsingOptimizer.exeのダウンロードと実行
- スマートフォンの場合:Microsoft Bingアプリのインストール
WebBrowsingOptimizer.exeとは
調べてみてもWindows7とかの頃の情報しかなく、それとはもう別物になっている模様。
簡単にいうとこんな感じです。
- Microsoft Edgeを規定のブラウザに
- デスクトップにEdgeのショートカットを作成
- Microsoft Bingを規定の検索エンジンに
- MSNをホームボタンの移動先に
- Microsoft Bingをインストール(されていなかった場合?)
- タスクバーにBingをピン留め
なんということでしょう。
このアプケーションを実行するだけで以上の事を全て自動やってくれる優れものなのです。
・・・・・・ざっけんなよ。
説明になかったのに新規タブも糞みたいな状態に変えられてたねっ。
今の若い人達は抵抗ないかも知れませんが、Windows7か、それ以前のWindowsを使っていたユーザーにとって「Bing」なんてスパム、いやウィルスとかマルウェア的なイメージ持ってるハズですからね(多分)。
いやあ、またかよ、って感じです。
実力の伴わない製品のごり押しは本当にご勘弁です。
Microsoft Bingの新AIチャットの実力は
上記の準備を進めると、多分「WebBrowsingOptimizer.exe」をダウンロード・実行しなくても「Microsoft Bing」てのをアップデートかダウンロード、起動するだけで良いと思います。
「Microsoft Bing」自体全くわかりませんでしたが、これはMicrosoft Edgeのショートカットみたいなものですね。
チャット併用みたいなフォームがあって、チャットの質問例みたいなブロックがあります。
ちな、チャットっぽく質問しても
そのままBingに検索を投げるだけで返事も何もありません。
質問例の「試してみる」を押してみるとAIチャットの応答がーーーー
いいえ、AIチャットの応答風の表示がされるだけです。
誰が何度、例文から質問しても全く同じ答えが表示されるだけのチャットしてます風に装っているだけでお試しですらありません。
そして、当然ながらそのままチャットを続けることもできません、ばーかばーか。
りんなさんがこっち見てるわw
というかAIモデルが上位とかありますが、使えない以上、機能が落ち着くまでChatGPTで遊べばよいですね。
Microsoft Bingの新AIチャットは、現状全く使えません
Microsoft Bingの新AIチャットは、EdgeやBing、その他もろもろを規定のアプリや設定を変更させといて現状、全く使えない代物となっています。
使えないというかチャットでもなんでもない。
上記した凄まじくセコイやり口とか、ChatGPT人気に乗っかる気満々です。
こんな事しないほうが普通にChatGPTの人気にあやかってBingのチャンスも大きくなると思うんですけどね。
性能がアレなのに、こんな事ばっかりやってるからBingのシェア3%なんですよ。
世界中のWindowsに標準搭載されているのにシェア3%しかないって私とっても異常な事だと思うのですよ。
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