Googleアドセンス | カリフォルニア州消費者プライバシー法の設定

2023-09-21Google アドセンス

Googleアドセンス | カリフォルニア州消費者プライバシー法の設定

Googleアドセンスにてカリフォルニア州消費者プライバシー法についての広告設定を促す案内が表示されるようになりました。

これは、以前話題になっていて、アドセンス側でも設定が必要だったGDPR(EUのEプライバシー指令と一般データ保護規則)と似たような感じで、こちらの略はCCPAで今回の設定は変更によるものでしょうか。

カリフォルニア州消費者プライバシー法について

カリフォルニア州消費者プライバシー法(CCPA)は、カリフォルニア州の住民にさまざまな権利を確立する新しいデータプライバシー法です。この法律は、カリフォルニアで事業を行っており、収益、データ処理、およびその他の要因に関連するいくつかの基準の1つを満たす企業に適用されます。CCPAは、居住者に「個人情報」の「販売」をオプトアウトする権利を法律で定めているため、居住者にオプトアウトを提供することを義務付けています。販売」パーティーのホームページ。CCPAは、「販売」の定義に対する特定の例外を認識しています。そのため、個人情報のすべての転送が「販売」であるとは限りません。たとえば、法律に基づいて個人情報を「サービスプロバイダー」に譲渡することは販売ではありません。

内容的には、やはりGDPRに近い印象、カリフォルニア州に住む人々の個人情報保護を目的とした条例に沿うようにGoogle アドセンス側で設定してねってところでしょう。

少なくとも日本語向けのサイトしか運営していない私には、カリフォルニア州の方からアクセスがくることはほぼ皆無、年に一度もあるかないかです。

おそらく運営しているサイトでは何を選択してもなんの影響もないと思われる。

選択肢などをみても訳がわからないよ、といった内容ですが、もはや、こんなことに脳を活動させること自体、避けたい部類であります。

制限付きデータ処理

データ処理を制限しない

「データ処理を制限しない」を選択すると、カリフォルニアにいるとGoogleが判断したユーザーの入札リクエストを受信できる広告ネットワークを選択できます。

データ処理を制限する

パブリッシャーが制限付きデータ処理を有効にすると、パブリッシャーの指示により、Googleはデータの使用方法をさらに制限し、パーソナライズされていない広告のみの配信を開始します。パーソナライズされていない広告は、ユーザーの過去の行動に基づいていません。それらは、現在の場所、および現在のサイトまたはアプリのコンテンツまたは現在のクエリ用語に基づく大まかな(都市レベルで、ZIP /郵便番号ではない)ジオターゲティングなどのコンテキスト情報を使用してターゲティングされます。制限付きデータ処理モードでは、人口統計によるターゲティングやユーザーリストによるターゲティングなど、インタレストベースのオーディエンスターゲティングはすべて許可されません。

「データ処理を制限する」を選択しました。

理由は内容的に制限するの方が「カリフォルニア州消費者プライバシー法」に沿っているのかなという判断と、制限するの方を選ぶことで2つ目の「広告パートナーを選ぶ」という選択肢を選ぶ必要がなくなったから。

広告パートナーを選ぶ

すべての有効な広告パートナーを使用する

すべての有効な広告パートナーが、Google がカリフォルニア州在住と判断したユーザーからの入札リクエストの対象となります。新しい広告パートナーは自動で追加され、入札リクエストの対象となります。新しい広告パートナーが追加されたときにはお知らせいたします。

カスタムリストを使用する

選択された広告パートナーのみが、Google がカリフォルニア州在住と判断したユーザーからの入札リクエストの対象となります。新しい広告パートナーはカスタムリストに自動では追加されないため手動で追加します。新しい広告パートナーがプラットフォームに加わると通知が届きます。

「データ処理を制限する」を選択することにより、こちらの選択肢を選ぶ必要がなくなりました。
どちらを選択しても、広告元単位で制限とか選びようがなさそうでした。