SRNE ハイブリッドインバーターの監視ソフトウェア(モニターアプリ)のインストール

SRNEのハイブリッドインバーターを利用中です。
先日、コメントを頂いた方からハイブリッドインバーターの監視ソフトウェア(モニターアプリ)がアップデートされている事を教えて頂き、本日、ソフトウェアをダウンロード、インストールしてみました。
接続にはUSB-CとAのケーブルが必要でしたが、発電量の統計データもモニタリングできると聞いて、壊れたプリンターに付けてたケーブルを持ってきました。
監視ソフトウェアのダウンロード
ハイブリッドインバーターの監視ソフトウェアはSRNEの公式サイトからダウンロードする事が可能です。
各製品ページにある「Document」タブから「Monitoring software」という項目にある「Solar Station Monitor-Inverter-PC V1.x」をクリックしてダウンロードします。
Solar charge inverter HF2430U60-100 – SRNE Solar

ダウンロードするアプリケーションに製品の型番やバッテリーシステムなどの名前は入っていませんので、いずれの製品ページからでも同じものがダウンロードされると思います。
2022年9月15日現在のバージョンは1.6となっています。
監視ソフトウェアのインストール
ダウンロードしたファイル(インストーラー)を解凍して実行します。
インストーラーは英語を選択するとわかりやすいです。
チェックが入っていますので、そのまま「Next」を選択します。

ダウンロード先を指定して「Install」を実行します。

インストールかアンイストールかを選択するポップアップが表示されますので「Install」を選択しておきます。
その後「Finish」で完了します。

インストーラーと一緒に説明書がPDFで入っていましたので、日本語に翻訳したものを紹介しておきます。
監視ソフトウェアの起動
PCとインバーター間でUSBが接続されていれば起動後、キャプチャ画像にある場所のチェックを入れるだけで接続されました。
今のところですが、他には特に設定する必要はなさそうです。

「MAIN PAGE」で現在の状態などが確認できます。
「STATSTICS」で過去1週間のソーラ発電量と統計の発電量などが確認できます。
「HISTORY」はインバーターで発生したエラー情報が表示されるようです。
「CONFIG」ではインバーターの設定を読み込んだり、変更して上書き、または設定をエクスポートして保存しておく事などが可能です。
「FIRMWARE」ではインバーターのファームウェアをアップデートするツールが別窓で立ち上がりました。
監視ソフトウェアを使ってみて
色々操作していると、ポートが掴めなくなる事がありますね。
USB指し直したりで再認識できたりしますが、少々不安定ではありそう。
しかし、これでソーラーパネルの発電量が把握しやすくなりました。
項目は把握できていませんが、バッテリーの充電量や出力した電力量と比較しながら計測すれば、ある程度の正確さや、バッテリーがどれだけ容量を持っているかなども把握できるかもしれません。
しかし、PCと接続する以前の過去データも取得しているという事はインバーター自体にメモリが存在するという事ですかね。
1日や1ヶ月単位を観測するのに統計データのリセットとかないかな。