Microsoft IME | imjp15cu.dicとは、削除やテキストファイルとして読み込む方法

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Microsoft IME | imjp15cu.dicとは、削除やテキストファイルとして読み込む方法

WindowsのMicrosoft IMEの辞書ファイル「imjp15cu.dic」「imjp15cu.dic_bak」の削除できない件やテキストファイルとして読み込み方法などについて紹介しています。

確認環境

デスクトップパソコン
Windows10 Pro 21H2
こちらで紹介している方法は主にWindows10、Windows11のパソコンを対象としています。

imjp15cu.dicとは

「imjp15cu.dic」はMicrosoft IMEがデフォルトで用意している辞書ファイルです。

Microsoft IMEが新規辞書を作成したりインポートしたりして、複数の辞書を使い分ける事が可能ですが、初期状態ではこの「imjp15cu.dic」が設定されています。

また「imjp15cu.dic_bak」というバックアップファイルも作成されますがこちらは通常のテキストエデタにて内容を確認する事が可能です。

imjp15cu.dicは削除できない

「imjp15cu.dic」「imjp15cu.dic_bak」は削除する事ができないファイルです。

正確には両方とも削除する事は可能ですが、icrosoft IMEの辞書機能を起動した際に空の辞書ファイルとして自動的に復元されるようになっています。

このファイルは削除しても自動的に復元されます
このファイルは削除しても自動的に復元されます

imjp15cu.dic_bakから復元するには

「imjp15cu.dic_bak」に限らず以前は「dic_bak」ファイルから復元する機能がありましたが、Windows10、11の現在は「dic_bak」ファイルを読み込んで復元する機能は見つかりません。

そのままではテキストファイルとして読み込む事もできないようです。
「.txt」に変更しても同様です。

dic_bakはテキストファイルとして登録はできない
dic_bakはテキストファイルとして登録はできない

「dic_bak」はテキストエディタで確認・編集可能なファイルですので「.txt」ファイルとして複製後、辞書ツールで読み込める記述式に変換する方法が考えられます。

辞書ツールで読み込めるテキストファイルの記述形式は以下のようになっています。
改行で区切って追加していきます。

読み タブスペース 語句 半角スペース 品詞

作成したテキストファイルを「ツール」「テキストファイルからの登録」で読み込むとファイルに記述してある単語が登録されます。

テキストファイルからの登録
テキストファイルからの登録