RuntimeBroker.exeとは、複数起動の理由やCPU100%になる原因
RuntimeBroker.exe(Runtime Broker)はWindowsアプリを起動する上で同時に起動するWindowsの実行ファイルです。
このプロセス情報は電卓を含むWindowsストア系のWindowsアプリを起動するとタスクマネージャーから確認することが可能です。
RuntimeBroker.exe Runtime Broker
RuntimeBroker.exe(Runtime Broker)とは
RuntimeBroker.exe(アプリ名:Runtime Broker)は主に一部のWindowsの標準アプリや機能、アプリストアからダウンロードしたWindowsアプリを起動すると同時に実行される実行ファイルです。
Runtime Brokerは、各アプリや機能の実行に必須な実行ファイルではなく、アプリの実行状況を監視しているアプリケーションとされています。
ファイル名 | RuntimeBroker.exe |
ファイルの場所 | C:\Windows\System32 |
ファイルサイズ | 94.3KB |
ファイルの説明 | Runtime Broker |
製品名 | Microsoft Windows Operating System |
著作権 | © Microsoft Corporation. All rights reserved. |
デジタル署名 | Microsoft Windows |
元のファイル名 | RuntimeBroker.exe |
プロセスの概要 | Windowsアプリを起動のに必要な実行ファイル |
RuntimeBroker.exeのプロセスが複数起動する理由
タスクマネージャーからプロセスを確認するとRuntimeBroker.exeは複数タスク上に表示されていることがほとんどです。
電卓などのWindowsアプリを起動すると、それぞれに対し実行プロセスが作成されますが、アプリに付随して表示されるRuntimeBroker.exeのプロセスとRuntimeBroker.exe単体で表示されるプロセスは別物と考えられます。
Windows10標準アプリの中だと、RuntimeBroker.exeが同時に起動していると確認できるのは電卓、切り取り&スケッチ、アラーム&クロックなど。
あとは、Windowsストアアプリからダウンロード・インストールしたアプリを起動すると同時起動しているのが確認できます。
タスク上にて単体で起動しているRuntimeBroker.exeのひとつは、Windowsスタートメニューだと思われます。
RuntimeBroker.exeがCPU100%になる原因や必要かどうか
RuntimeBroker.exeはCPUの占有率が高くなり、Windowsの処理が重くなる原因とされています。
Windows10がスタートした頃は、よく重くなるプロセスとして話題になっていたと思います。
確認した限り、タスクマネージャー上にあるRuntimeBroker.exeのプロセスを全て停止しても、各アプリは問題なく利用できました。
アプリの起動や操作において必須のプロセスファイルではないことが確認できます。
一時的な処置で良ければ、タスクマネージャーからWindowsを重くしている原因となっているRuntimeBroker.exeを停止してしまっても問題ないです。
停止しただけの場合であれば、該当するアプリや機能が再起動した際にRuntimeBroker.exeも再度設定されます。
Runtim Broerが動作が停止しました
信頼性モニターで「Runtime Brokerの動作が停止しました」というエラーが記録されている場合、ファイルが破損している可能性があるようです。
このエラーが頻出している場合は、Windowsのアップデードを試して、それでも改善されない場合、必要なデータをバックアップしてWindowsをクリーンインストール・リカバリーする必要があります。
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