Google アカウント | パスキーの設定で2段階認証は不要になる？
Google アカウントにてデバイスのパスキーでのサインインが可能になっていますが、パスキーを設定した場合、2段階認証の設定は不要になるのかどうかについて紹介しています。
パスキーは端末単位での認証設定
パスキーは端末単位での認証設定となっています。
例えばPCとモバイルで同じGoogleアカウントを利用している場合、パスワード及び それぞれの端末に登録しているパスキー（PIN、顔認証、指紋認証など）を利用してGoogleアカウントにログインする事を可能にしています。
パスキーを設定していない端末でログインしたい場合は、従来通り、アカウントまたはメールアドレスとパスワード、設定した2段階認証を使用してログインする事になります。
パスキーと2段階認証は併用がベスト
パスキーと2段階認証は併用するのが現状ではベストだと考えられます。
パスキーは自身が自身の端末でGoogleアカウントにログインする際に、メール認証、電話番号認証、SMS認証などが不要になり、ログインする手順を大きく減らせます。
しかし、パスキーは設定済みの端末からログインする際に有効な手順であり、別の端末からのログインには影響しません。
2段階認証の設定をする事で、意図しない他者に別の端末からログインされる可能性の殆どを遮断する事ができます。
パスキーと2段階認証を併用する事で、セキュリティ面はより強固になります。