
ベランダに垂直設置したソーラーパネルの発電量の実測値を紹介しています。
2022年8月のソーラーパネルの設置状況
ソーラー発電を開始した2022年8月末日時点では、ベランダの手すりにRENOGYの100wソーラーパネルを8枚、計800w分を垂直に設置しています。
構成は現在、2直列4並列になります。
ベランダ内で4並列用 MC4コネクターケーブルで接続し、2本の延長ケーブル(10m)で引き込んでいます。
接続先はSRNEのハイブリッドインバーター(24Vタイプ)とAmpere Timeのバッテリーになります。
Ampere Time | 12V 200Ah LiFePO4 リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 内蔵100A BMS
Solar charge inverter HF2430U60-100 – SRNE Solar
2022年8月のソーラーパネルの発電状況(仮)
2直列4並列の状態にしてから数日しか経過していませんし、ここ数日は曇りか雨といった状態です。
ハイブリッドインバーターで確認できるかぎり、薄曇り日で晴れに近い状態、晴れ間がある時は420w~440wほどの発電量が安定していました。
晴天であればもう少し良い発電量にも期待できそうです。
夏の垂直設置でも、条件が良い時ではありますが100wパネルあたり50w以上出ているのでしたら、許容範囲内になります。
順にソーラーパネルの枚数を増やしながら、直列・並列を替えながら確認していますが、晴天時で100wパネルあたり60wくらいで落ち着きそうです。
ソーラーパネル | 確認できた瞬間最大発電量 |
---|---|
200w(2直列または2並列) | 170w |
400w(2直2並列) | 240w |
600w(2直3並列) | 350w |
800w(2直4並列) | 470w → 520w |
※すべてRENOGYの100wソーラーパネル、垂直設置
200wパネル時に170wを何度か確認しましたので大いに期待しましたが、枚数を増やすことで期待した通りの数値にはなりませんでした。
別記事で書きましたが、どちらかというと現在の発電量の数値の方が現実的だと判断しています。
垂直設置で日の高い夏場のデータですので、日が低い季節には発電量の上昇に期待できるのかと予想しています。
枚数を増やしだして、400w、600wとなってきたあたりから、朝の発電が始まる時間早くなっていたり夕方の発電が終わる時間が伸びたり、曇り空でも一定量の発電が見込めるようになってきました。
瞬間的な発電量より、こういった部分の方が重要かもしれません。
(仮)としていますが、現状は瞬間的な発電量しか確認する手段がなく、1日あたりの発電量なんかは想像すらできない状態で(仮)どころの話ではなく申し訳ありません。
ソーラーパネルの増設予定
とりあえず100wパネル12枚の1200wにして少し様子をみる予定でしたが、円安の影響か購入していたRENOGYのソーラーパネルが連続して値上がりしてしまいました。
ベランダ部分には(外観的に)あまり違うソーラーパネルを並べたくないのですが、似たデザインのものも少なくありませんし、良く考えたらベランダ部分以外を先に設置する手もあります。
お手頃価格な製品を探してみようかな、と考えています。
現状のハイブリッドインバーター(24Vタイプ)はバッテリーへのソーラー充電は入力最大1400wですが、直接ACに出力する数値も込みで1600wまで許容しています。
また、垂直設置をしている以上、間違っても1,600wのパネルで1,600w発電する瞬間はなさそうですし、2,000w分までのソーラーパネルの増設は可能かとは思われます。
可能とは思いますが、ハイブリッドインバーターの限界に挑戦するよりソーラーパネルは1600wを上限に考えていきます。
現状考えていませんが、どうしてもそれ以上欲しくなった場合は、48V仕様にすか、2系統目を用意するか、ですかね。