Visual Studio Code | CSVファイルを縦に整形する拡張機能「Auto Align」

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Visual Studio Code | CSVファイルを縦に整形する拡張機能「Auto Align」

VScodeの拡張機能、CSVファイルを縦に整形する「Auto Align」の使い方を紹介しています。

確認環境

Windows10 デスクトップPC
Visual Studio Code バージョン 1.68
Auto Align バージョン 0.0.21

Auto Alignの操作と使い方

「Auto Align」は拡張機能のインストール後、他の拡張機能や特別な設定は必要はなく、そのまま利用可能になります。

インストールして有効化している場合、CSVファイルを縦に整形する事が可能になります。

デフォルトではCSVファイルを表示した際に自動的にカンマ区切りベースで縦方向に整形する設定になっています。

基本的には「Auto Align: Align Columns」でデータを一括で整形します。

Auto Alignのコマンド、ショートカットキー

「Auto Align」には以下のコマンドとショートカットキーが用意されています。

コマンドショートカットキー機能
Auto Align: Align Columns垂直に整形する
Auto Align: Align Selection選択範囲を揃える
Auto Align: Align Selection With Separator選択範囲をセパレーターに合わせる
Auto Align: Change Separatorセパレーターの変更
Auto Align: Collapse Columns列を折りたたむ
Auto Align: Disable auto align mode自動整列モードを無効にする
Auto Align: Enable auto align mode自動整列モードを有効にする
Auto Align: Move Cursor to Next FieldTabカーソルを次のフィールドに移動
Auto Align: Move Cursor to Previous FieldShift + Tabカーソルを前のフィールドに移動
Auto Alignのコマンド、ショートカットキー

「Auto Align: Move Cursor to Next Field」「Auto Align: Move Cursor to Previous Field」はCSVファイル、BSVファイルで優先するショートカットキーになります。
データの入力時には便利かもしれません。

Auto Alignのオプション設定

「Auto Align」にはオプション設定が用意されています。

Alignment(整列)

何を列に揃えるかの設定します。

"autoAlign.alignment": "left"

Associations(関連付け)

自動フォーマットを有効にする必要があるファイルに一致するグロブパターンを設定します。

他のタイプのファイルも指定可能ですが、例えばJSONファイルなど条件が合わないかもしれません。

"autoAlign.associations": {
  "csv": ",",
  "bsv": "|"
}

Collapse On Disable(無効にすると折りたたむ)

自動整列を無効にするときにフィールドを折りたたむかどうかを設定します。

"autoAlign.collapseOnDisable": false

Delay(遅延)

自動フォーマットまでのミリ秒単位の遅延を設定します。

"autoAlign.delay": 1000

Dim Separators(薄暗いセパレーター)

アクティブなときにセパレータを暗くするには「true」に設定します。

"autoAlign.dimSeparators": true

Enabled(有効)

自動フォーマットするファイル拡張子を設定します。

"autoAlign.enabled": {
	"csv": true,
	"bsv": true
}

Ending Separator(終了セパレーター)

各行の最後に追加の区切り文字が含むかどうかを設定します。

"autoAlign.endingSeparator": false

Extra Space(余分なスペース)

区切り文字の後にスペースを自動的に追加するかどうかを設定します。

"autoAlign.extraSpace": false

Reposition Cursor(カーソルの位置を変更)

フォーマット後にカーソルを適切な場所に配置するかどうかを設定します。

"autoAlign.repositionCursor": true