バッチファイル | 起動時に何も表示されない原因と対策

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バッチファイル | 起動時に何も表示されない原因と対策

バッチファイルの実行時に起動するコマンドプロンプトで何も表示されない状態になる原因と対策について紹介しています。

起動時に何も表示されない原因

バッチファイルの実行時にコマンドプロンプトのウィンドウに何も表示されない原因は、当方がこれまでに確認した限りでは以下の状況が組み合わさっている場合に発生しています。

  • Windows ターミナルで起動している
  • 起動時のウィンドウサイズを設定しており小さい
  • 日本語を含むマルチバイト文字の出力がある

上記の条件が合わさると、ウィンドウに何も表示されず、カーソルもおかしな位置にある状態になる可能性があります。
あくまで可能性で、全く同じバッチファイルでも正常に動作する時もあり、実行毎に結果が違ってきます。

バッチファイルでウィンドウに何も表示されない
バッチファイルでウィンドウに何も表示されない

実際は何も表示されていないのではなく、空白行が多く出力され自動的にスクロールしてしまっている事が原因となります。

起動時に何も表示されない場合の対策

Windows ターミナルではなくコマンドプロンプト単体アプリで起動する、日本語を出力しない、などの対策も考えられますが「起動時のウィンドウサイズを大きく設定する」という対策がより現実的です。